コントロールできるものに目を向ける重要性
皆さんは「コントロールできるもの」に目が向けられていますか?
「成果が出ない…」
「結果が出ない…」そう思ったときこそ、『過程』に目を向けて欲しい。
そんなときにおすすめなのが
『コントロールできることを探すこと』今、結果が出ない原因の中から
「コントロールできること」を探して、その部分の改善に時間を注ぐ。自分と向き合う最高のチャンス。
— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) February 19, 2020
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
コントロールできるものに目を向けていますか?
人生で一度も「悩んだことがない人」はいないと思います。
何かで悩んだとき、その悩みは「コントロールできるものなのか?」と考えたことはありますか?
今回は、コントロールできるものに目を向けることが私たちにどんな影響を与えるのかというお話です!
コントロールできないものに悩み続けた未来を想像してみる
人は必ず悩みます。
だからこそ、今の悩みは「自分でコントロールできるものか?」と考えるクセをつけることをおすすめしています。
しかし、それでもやっぱり悩んでしまうこともあると思います。
そんな時にぜひ試して欲しい方法があるんです。
それは「コントロールできないものに悩み続けた未来を想像する」というもの。
想像してみた結果、どうでしょうか?
人によって様々ですが、ほぼ間違いなく良い未来は想像できなかったはずです。
しかし、心配しないで大丈夫です!
最悪の未来を想像することは必ずしも悪いことではありません。
最悪を想像することで「では、どうしていく必要があるのか?」という部分に本気で目を向けることができます。
大切なのは悪い部分に目を向けて後悔することではなく、どう改善していくか?という点です。
人は本当の意味で他人を変えることはできない
人は本当の意味で他人を変えることはできないと私は伝えています。
あなたが心の底から本気で「タバコや過度な飲酒による身体への害」を100人にプレゼンしたとします。
そのうち何人がタバコや過度な飲酒をやめられるでしょうか?
おそらく何人もいないと思います。
なぜなら、それでやめられるなら今までに何回もやめられるチャンスはあったはずだからです。
ここから言えることは「プレゼンされた100人はタバコや過度な飲酒をすることを自ら選んでいる」ということです。
誰かに強制的に喫煙させられてたり、飲酒させられてる人は余程のことがない限り、いないと思います。
つまり、「人は様々な選択肢の中で最後は全て自分で決定している」のです。
発ガン性や生活習慣病の原因になるし身体に良くないからやめるか控えたほうがいいんじゃないかな?
このように、きっかけや気付きを与えることはできるかもしれません。
しかし、最終的には
- 身体に良くないことを理解した上でタバコや過度な飲酒をする
- 身体に良くないからこそ、そういった習慣をやめる
この2択から前者を自らの意思で選んでいるわけです。
そう考えると、他人をコントロールしようとすることにどんな気付きがありますか?
コントロールできる最たるものは自分自身
伝えたいことをまとめると、
- コントロールできるものに目を向けることが大切
- 最悪を想像することで本気で改善に目を向けることができる
- 本当の意味で人は他人を変えることはできない
そして最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
「おもしろきこともなき世をおもしろく」
これは江戸時代末期の長州藩士、幕末に長州藩の尊王攘夷の志士として活躍した高杉晋作の言葉です。
世の中面白くないと不満ばかり言っていたり、周りに原因を求めても何も変わらないことを心から理解し、
自分が楽しむかどうか、自分が面白いと感じれるかどうかをコントロールできたとしたら
どんな素晴らしい変化があるでしょうか?
ぜひ考えてみて下さい!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^