【野球メンタル】澤村拓一選手に学ぶ、今この瞬間を生きるメンタリティ

2023年5月26日

  • 2010年ドラフト会議では読売ジャイアンツから単独1位指名
  • プロ1年目に新人王に選ばれ、翌年には2年連続で2桁勝利を達成
  • ボストン・レッドソックス移籍後、MLB通算100試合登板と100奪三振を記録

小学2年から野球を始め、日本プロ野球からメジャーリーグを経験したのち、

現在は再び、メジャー移籍前に所属していた千葉ロッテマリーンズにてプレーしている澤村選手。

日本、そして海外でも素晴らしい活躍をしてきている澤村選手が「あること」を大切にしていました。

日本プロ野球界で活躍するリリーフピッチャー、澤村選手がどんなことを大切にしていたかを解説していきます。

【今この瞬間を生きる】目の前のことだけに集中するメンタル

私は現在、学生〜アマチュア、プロ選手までアスリートに特化してメンタルサポートをしています。

その中で私がサポートしている選手の7割以上が

メンタルコーチングを始めたきっかけが「不安に対する悩み」でした。

  • 〜になったらどうしよう…
  • また前と同じようになったら…

勝ちたい…結果を出したい…

そう思うからこそ、

過去の苦しい経験/未来に対する不安に悩むアスリートは多いです。

真剣に競技に取り組んでいるからこそ、不安に悩んでしまうことがあります。

しかし、そんな時こそ想像してみて欲しいのです。

もし仮に、「今この瞬間に集中すること」ができたら、どんな変化が起こるでしょうか?

一流のアスリートとして活躍している澤村選手はこのように語っています。

“1日1日、明日なんか見てない”
“とりあえずこの目の前の試合を勝つことだけを考えていこうぜと”
“今、この瞬間を生きられなかったら未来を語る資格はないと思う”
抜粋:https://www3.nhk.or.jp/news/special/athlete-words/article/article_340.html

この言葉からも、澤村選手が目の前に起こっている今この瞬間に集中していることがわかります。

では、「今この瞬間に集中すること」が、どう競技に繋がるのか?

この部分に関してお伝えしていきます。

【禅の考え】今という時間だけがコントロールできる

禅の言葉で、「而今(にこん)」という言葉があります。

💡而今(にこん)とは
現在、今、という意味。
「過ぎ去った時」
「この瞬間」
これらは二度と戻ってこず、
命の真実は今にしかないということを説いた禅語。

つまり、過去や未来はコントロールできないのです。

逆に、コントロールできないものに悩み続けたら、この先どんな未来になるでしょうか?

  • 過去は変えられない
  • 未来は誰にも分からない

だからこそ、コントロールできないものは一旦置いておいて、

唯一コントロールできる「今この瞬間」に集中したいのです。

「今この瞬間」が変わるから、未来が変わっていく

過去や未来は変えられない、だからこそ今この瞬間を生きる、変えられる今に集中する。

ということをお伝えしてきました。

それはつまり、過去や未来からくる不安に目を向けるのではなく、

今、目の前に見える現実をありのままに見るということでもあります。

人はどうしても、過去の経験や未来への不安のような頭の中のイメージをあたかも「今起きている現実」かのように感じてしまいます。

しかし、今が変わるから未来が変わるんです。

  • 今この瞬間に何ができるかに集中する
  • コントロールできることに集中する

もし、このような自分になれたら、どんな素晴らしい変化が起こるでしょうか?

参考になれば幸いです^^

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!