人が夜更かしをしてしまう理由を考察してみた
皆さんは毎日やりきったとぐっすり寝床につけてますか?
自分の気持ちに素直になることで失敗すると、「一瞬」はキツいし、しんどいかもしれない。
でも自分の気持ちに嘘をつき続けたら、「一生」後悔することになる。
未来の自分が笑って過ごすにはどちらを選べばいいのか、もうわかってるはず。
だからこそ「今」を変える。
— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) February 5, 2020
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
夜更かしをするのは時間を取り返そうとする行為
え!?もうこんな時間?いつの間にか時間が経ってた…
多くの方がこのような体験をしたことがあると思います。
もっと有効に時間を使えたんじゃないか?
本当はこの時間にもっと色々できたんじゃないか。
そんな風に思ったことがあると思います。
今回は「人が夜更かしをしてしまう理由を考察してみた」という内容となります。
日中の充実度の低さを夜に取り返そうとする
- 目的がある夜更かし
勉強や残った仕事など - 目的のない夜更かし
ただなんとなくダラダラ起きている
日頃の夜更かしにおいて、圧倒的に後者が多いかと思います。
目的のない夜更かしほど、もったいないものはありませんよね…。
そもそも日中活動されてる人にとって、夜は基本的には休む時間です。
にも関わらず、どうして人は夜更かしをしてしまうのでしょうか?
考察結果として、
日中に得られなかった充実を睡眠時間と引き換えに取り返そうとしている
このような答えに行き着きました。
「もったいない精神」が裏目に出る典型例
心理学において、サンクコスト効果というものがあります。
- サンクコスト効果
サンクコスト(埋没費用)とは、過去に払ってしまい、
もはや取り戻せない費用のこと。
将来にわたって金銭的・精神的・時間的な投資をし続けることが
損失になることが明らかであっても、
それまでの投資によって失った費用や労力を惜しみ、
投資を継続してしまうこと。
ギャンブルで例えると分かりやすいです。
10万円も負けたから負け分を取り返すまでは帰らないぞ!
その結果、最終的に15万の負けで、もとより5万円多く負けてしまう状況を指します。
これらを夜更かしに置き換えると、日中充実した時間を過ごせなかったために
「このままじゃ1日を無駄にしてしまう…取り返さねば…!」
という意識が働き、夜更かしをしてしまうのでは?ということです。
しかし、夜更かしの時間帯がほとんどの人からすれば
すでに「休む時間」であり、「活動する時間」ではないため、
- 夜更かしをして日中の時間を取り返そうとする
- 次の日に疲れを持ち越してしまう
- 寝不足や起床時間の遅れで日中の活動時間減少
- その結果また夜更かしをする
- また①に戻る
このようなループに陥る可能性もあります。
そういった点を考えると、かなり本末転倒な行為であることが分かりますよね…。
夜更かしを防ぐには前日からの準備が効果的
その日の充実度は前日の準備で決まります。
なぜなら、当日に「何をやるか?」を決めることは行動スピードを落としてしまいます。
人は思考した時間よりも行動した時間に充実度を感じやすいからです。
だからこそ、前日から準備をすることが大切です。
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
準備が全てだと僕は思っているんで、準備の段階で試合は始まっている。
これは、5大陸のプロリーグで活躍し、起業家、クラブ経営者でもある元日本代表の本田圭佑さんの言葉です。
前日の夜から「明日が始まっている」と思えたら、
皆さんにどんな素晴らしい変化があるでしょうか?
ぜひ考えてみて下さい!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^