「好き・楽しい」という感情が「努力」を最大化させる
皆さんは「楽しい・好き」という感情を大切にできていますか?
長所を伸ばしまくる中で、
短所が補われることがある。そして長所を伸ばすのは楽しいし前向き。
だからこそ、
まずは長所を、長所伸ばそう。
(大事なので2回)— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) February 21, 2021
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
「好き・楽しい」から心から努力ができる
今の自分にはもっと努力が必要なんだ!
このように考えられる方は多くいらっしゃいます。
しかし、「今の自分にはもっと好きになったり、楽しむことが必要なんだ!」
このように考えられる人はどのくらいいるでしょうか?
好きだから、楽しいから心から努力できるのです。
そこで今回は「「好き・楽しい」という感情が「努力」を最大化させる」という内容をお伝えしていきたいと思います。
好きにならないと努力なんてできない
皆さんは「努力」という言葉にどんなイメージを持っているでしょうか?
- 辛く苦しいもの
- コツコツと積み上がっていくもの
- 上達する過程
人によって様々ですが、一つだけ共通しているイメージがあります。
「努力=重要であり、必要なものである」
このイメージはどんな人も持っています。
努力が重要であり必要なものだと認識している人は数多くいるのに、「好きになること」が重要であり必要なものだと認識している人はとても少ないです。
- 練習に励む
- 研究する・知ろうとする
- 常に学ぶ姿勢をもつ
このように自分の好きなもの・興味のあるものを深掘りするにしても、やるべきことはたくさんあります。
だからこそ「好きでもないことは上達しにくい」ということ。
“GRIT やり抜く力”で有名なアンジェラ・ダックワース氏も「興味を深める過程が最重要」だと著書の中で語っています。
“好きだから、努力できる”
“楽しいから、努力したいと思える”
この気持ちを育んでいくことが最初は最も大切だということです。
まず楽しむことを最優先しよう
この科学的知見からもわかるように、楽しむことを重要視することで成長した先でも必要となる「自主性」や「モチベーション」にも大きく影響を与えるということです。
- 神経筋コントロールやコーディネーション能力を養う
- 燃え尽き症候群(バーンアウト)の発症低下
- 競技特異性による負傷率低下
- 世界観を広げるきっかけになる
スポーツを例に挙げると、様々な競技を試すことでこのようなメリットがあります。
特に子どもにおいては上記のことが顕著に表れやすく、
スポーツ心理学者 ジャン・コティ氏
最初の段階でのびのびと、遊びを通して興味を持ち、
さらに興味を深めておかないと、将来悲惨な結果を招く恐れがある。
スポーツ心理学者 ジャン・コティ氏もこのように語っています。
まだ小さな芽を大切に育てるような「見守る姿勢」が長期的な情熱を引き出し、それが内発的動機づけを形成するということです。
“内発的動機づけ”とは
「楽しい」「好き」といった
自分の内面から湧き上がる感情、動機づけのこと。
外的要因に左右されないモチベーションのこと。
好きや楽しいといった感情が努力を夢中にする
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
努力は“夢中”に勝てない。
これは400mハードル日本記録保持者でもあり、アジア最速の“侍ハードラー”として3度のオリンピックを戦った為末大さんの言葉です。
- 楽しいから努力できる
- 好きだから努力を努力と思わない
このように考え、深掘りしていくことができたら、どんな素晴らしい変化があるでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^