実力はあるのに、「本番で体が動かない」と苦しむアスリートへ。 無意識のブレーキを外し、もう一度、心から競技に集中できる状態へと導きます。 実力はあるのに、「本番で体が動かない」と苦しむアスリートへ。 無意識のブレーキを外し、 もう一度、心から競技に集中できる状態へと導きます。

「わかってるのにできない」これほどもどかしく、苦しいことはないですよね。私自身も過去に「考えすぎて体が動かなくなる」という絶望を味わいました。
そんな私には、はっきり言って特別な才能はありませんでした。凡人である私は大学アメフト4年目。チームをまとめる「副キャプテン」という重圧の中で、人間関係に悩み、プレッシャーに押し潰されていきました。
練習ではできる。頭でも理解している。なのに、試合や大事な場面になると色々な考えがグルグルと回り、全く体が動かなくなる。自分のせいで負けた試合もあります。ミスを繰り返し、孤立し、人のせいにして競技を辞めようとすらしていました。
本心では「俺にだって、本当はもっとできるはずだ」と叫んでいるのに、心の扱い方が分からず、自分でその想いにフタをして生きていたのです。
どん底だった私を救ったのは、一人の技術コーチからの言葉でした。「ミスしてもいいから、思いっきりやれ。責任は俺が取る」。
その言葉で、スッと心が軽くなりました。「副キャプテンだからミスしてはいけない」という過剰な恐怖が、無意識のうちに自分の体に強烈なブレーキをかけていたことに気づいたのです。
スポーツメンタルコーチとしてトップアスリートを支える今だからこそわかります。私は「メンタルが弱かった」のではありません。恐怖や不安によって脳が「闘争・逃走モード」になり、正常な判断と動作を奪っていただけだったのです。「安心・安全」を感じられた瞬間、呪縛から解放され、本来のパフォーマンスを取り戻し、最後はチームメイトに涙されながら引退することができました。
しかし、私の競技人生はハッピーエンドではありません。劇的な結果を残せるわけもなく、平凡以下の選手として引退しました。決して胸を張れるような輝かしい過去ではありません。

「もしあの時、心の扱い方や、思い込みを手放す方法を知っていたら…」「苦しい時、隣を伴走してくれる誰かがいたなら…」きっと、競技人生は全く別の景色になっていたはずです。
調子が悪い時ほど、人はつい周りと自分を比べてしまいます。「こんなはずじゃないのに」という負のループ。心の扱い方を知らないまま頑張り続けると、人は簡単に壊れてしまいます。
本当に大切なのは、
過去の自分を超えていくこと。
この視点が持てた時、
初めて心の揺れは穏やかになるのです。
残念ながら、過去の苦しさは消えません。しかし、その経験があったからこそ、今の私は「悩む選手に静かに寄り添える存在になりたい」と心から思えています。
技術やテクニック以前に、その人の「在り方(人間性)」そのものがパフォーマンスの最大の源になります。どんな状況でも“本来の自分”に戻れる心の土台づくり。
人間関係、不安、しがらみ。そういったものに心を奪われず、情熱を注ぐ競技にまっすぐ向き合える選手を一人でも増やしたい。それが私の揺るぎない信念です。そして今度は私が、過去の自分が必要としていたような、孤独に悩むアスリートの隣を「伴走者」として共に歩む存在でありたい。そう思っています。


関東学院大学 健康栄養学部卒業。
大学アメフト時代に人間関係に苦しみ、心から競技に集中できず、平凡な選手として引退。
「愛するスポーツを嫌いになって欲しくない」
「心から好きな競技に集中してほしい」
そんな思いから就職した会社を退職後、脳と心の仕組み、スポーツ科学を学ぶ。現在はプロから学生アスリートまで、”スポーツに本気で向き合うアスリート”を対象に、最先端のスポーツメンタルコーチングを提供している。
プロスポーツメンタルコーチ
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