【積み重ねの大切さ】石をも穿つ水となれ
皆さんは「積み重ねの力」をご存知でしょうか?
「苦しい…もう止まってしまいたい」
そう思ったときこそ、
『ここであと一歩、踏み出せたらどんな自分が待ってるか?』
考えてみてほしい。
その小さな一歩の積み重ねがとんでもない所へ行く一番の近道。
— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) July 8, 2019
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
水は石をも穿つ力を秘めている
この世界に当たり前に存在している「水」。
水は私たちの飲み水だったり、色々な用途の中で生きていく上で欠かせない存在ですが、
時として使い方によっては、岩壁を削ったり、硬い石に穴を開けるような姿も見せます。
私は物理学の詳しい話などは全くの専門外なので、ここではどんな原理で〜などの話は一旦置いておきますが、
今回は、水にまつわる言葉や現象からメンタルに対してどんな関わりがあるのかをお話していきたいと思います。
※あくまで、水が起こす現象からメンタル面にどんなことが言えるのかをお話していますので物理学などの理論的な部分には一切触れていません。
過去の積み重ねが現在の結果を作っている
- スポーツ
- 趣味
- 仕事
どんなことにも言えることですが、始めた時から今と同じレベルでこなせていたでしょうか?
初めて乗る自転車にいきなり乗れる人はかなりの少数派だと思いますし、
いきなりお箸を綺麗に持ち、小豆をつまむような華麗な箸さばきができたわけでは無いはずです。
つまり私たちは、最初から何かをできたわけじゃない。
だからこそ今、過去を振り返ってみると
- 辛く苦しい中でも努力したり
- 楽しくて夢中になったり
- 真剣に目の前のことと向き合ったり
そんな経験があったはずです。
そう考えることができると、
「あぁ、今まで積み重ねてきたんだな」と実感することができると思います。
小さな力でも同じ所に打ち続けること
一旦、冒頭の部分に話を戻します。
- 水を超高圧で噴射し物体を切断したり
- 波が岩を削ったり
- 雨が岩を崩したり
このような現象が起こるのはどうしてなのかという理論的な部分はさておき、
共通していることは、「力の方向・力を加える場所が集中している」ということ。
これは私たちの生活面でも同じことが言えるのではないでしょうか?
- 目的を明確にする(力の方向を定める)
- 目標を立てる(力を加える場所を決める)
- そのために積み重ね続ける(力を加え続けていく)
私たちの生活に置き換えてみるとこのようなイメージでしょうか。
つまり、何事も「いきなり変化が起きる」ということはなかなか無いということ。
変化はいつも突然ですが、それは今までの積み重ねがあるからこそ。
それが突如として花開くことがあります。
それを私は「ブレイクスルー」と呼んでいます。
石をも穿つ水となれ
重要なポイントをまとめると、
- 力の方向性を定める(目的の明確化)
- 力を加える場所を決める(目標を立てる)
- 実際に力を加え続けていく(積み重ね続ける)
そして、これら積み重ねの先に「達成したい目標を成し遂げている自分をイメージする」
これがとても重要になります。
そして最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
「水滴、石を穿つ」
この言葉は、努力し続ければ変化は起こる、どんな苦労も無駄にはならないという意味です。
水滴のような小さな努力でも、目的と目標を明確にし、努力し続けることができたとしたら、
それらの先にどんな素晴らしい変化があるでしょうか?
ぜひ考えてみて下さい!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^