【禅の考え】終わりがあるから始まりに感謝できる
皆さんは何事においても「終わり」を意識できていますか?
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
「終わり」を意識することで「始まり」に目が向く
まずお伝えしたいことは、
「終わりを意識することで始まりに目がいく」
ということです。
終わりがあるからこそ、新しいことを始めることができます。
- 時間(1日24時間)
- 体力(睡眠や休息が必要)
なぜなら私たち人間はこの2つのような限られた資源の中で活動しています。
そして限られた時間や体力の中で、人が一度にこなせる量は物理的に限界があります。
だからこそ、今抱えている「何か」が終わるということは、
別の「何か」の始まる兆しでもあるということです。
手放す勇気を持つ重要性
今、あなたは買い物袋を両手いっぱいに抱えています。
目の前に“どうしても欲しいもの”があったら、どんな気持ちになりますか?
この話から伝えたいことは、
「手放す勇気」が大切だということです。
- 自分のやるべきこと
- 自分のやりたいこと
どうしても人は上記のようなものに目を向けがちです。
しかし、それらと同じくらい大切なことは…
- 自分がやらないことを決めること
- 自分がやりたくないこと
これらを明確にすることです。
「やらないこと」があるからこそ「やるべきこと」が際立つのです。
これでは「本当に欲しいチャンス」を手にいれる機会を逃してしまいます。
だからこそ「手放す勇気」を持つこと。
そうすることで、物事の終わりを意識することで取捨選択に磨きがかかります。
期日が持つパワー
終わりを意識するために有効な方法として、
「期日を設ける」という方法があります。
すごく簡単な方法ですが、これは非常に効果的です。
「ゴールのないマラソンを走れ」と言われたら、
皆さんのやる気はどうなるでしょうか?
「終わり」があるから「始まり」に感謝できる
終わりがあるからこそ、新しい始まりに出会うことができます。
何かを手放すことは怖いと感じることもあるでしょう。
しかし、手放すからこそ新しいチャレンジが生まれさらに成長するキッカケにもなります
そして最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
我逢人(我、人と逢うなり)
これは、仏教における曹洞宗の開祖として知られる道元禅師の言葉です。
この言葉は「人と会うことから全てが始まる」という意味。
人と会うことから全てが始まるからこそ、
全てにおいて、終わりと始まりを大切にすることができたとしたら
皆さんにどんな素晴らしい変化があるでしょうか?
ぜひ考えてみて下さい!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^