【感謝のススメ】感謝が物事の見え方を変える

2022年7月17日

感謝のススメ、感謝が物事の見え方を変える

皆さんは毎日に感謝していますか?日々起きている出来事を「当たり前」だと思っていませんか?

スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNS
結果にふさわしいメンタルをデザインするをコンセプトに情報を日々発信しています^^

感謝によって物事の見え方が変わる

さらに上達するためにはどういう工夫が必要だろう?

このように日々取り組んでいる方は多くいらっしゃると思います。

一方で「毎日に感謝」できている人はどれくらいいるでしょうか?

  • 当たり前に朝がきて
  • 当たり前の毎日を過ごして
  • 当たり前に眠りにつく

このような日々の当たり前に感謝することが「物事の見え方」を変えます。

それが結果的に競技パフォーマンス向上に繋がります。

そしてこれは「トップアスリートの共通点」でもあります。

感謝=有難い=存在自体が珍しくすごいこと

感謝の言葉といえば「ありがとう」ですよね。

●感謝とは
ありがたく思って礼をいうこと。
心にありがたく感ずること。

「ありがたい」とは「有難い」と書きます。

つまり「存在自体が珍しく、すごいこと」ということです。

毎日当たり前に練習してるけど、実はこれって珍しくてすごいことなんじゃないか…?

こういった視点を持てるかどうかが非常に重要です。

  • 練習ができる場所がある
  • 練習に使う道具がある
  • コーチしてくれる人がいる

このような環境は何一つ「当たり前ではありません」

誰もがこのような環境で過ごせてる訳ではないのです。

こういった部分に感謝がなくなってしまうと、不平不満が増えます

  • なんで□□じゃないんだろう
  • △△にしてくれたらいいのに

こうなると、どんどん「つまらない気持ち」が強くなっていってしまい、結果的にパフォーマンスを下げることに繋がります。

“当たり前じゃないんだという感覚”が能力を引き出す

いま自分がこうして練習できてること自体、珍しいことですごいことなんだ!

このような状態は言い換えると、「当たり前は“当たり前じゃない”という感覚」です。

この感覚が物事への見え方を変えます。

人は「そこにあって当たり前のもの」に深く意識を向けることは非常に少ないです。

なぜなら「そこにあって当たり前のものには興味関心が湧かないから」です。

💡脳の仕組みから解説
脳は本来、新しい情報を常に探し求める。
新しい情報を得ると報酬系が刺激されドーパミンが分泌される。
つまり、そこにあって当たり前のものに対して脳は新しさを感じず、
報酬系は反応しないため、人の興味関心は湧かないということ。
=人がスマホやSNS中毒になる理由もこのことから説明できる

  1. 当たり前は“当たり前じゃない”感覚を持つ
  2. 色々なものに対して興味が湧き、物事に対して集中力が増す
  3. 物事を様々な角度から見ることができるようになる
  4. 今まで“見えてなかったもの”を発見できるようになる

だからこそ、“当たり前じゃない”という感覚を持つことで、このように見えてなかったものの発見に繋がります。

様々な角度から物事を見ることができると、自分の競技に対しても多角的に見れるようになります。

競技に対して多角的な視野を持てたら、競技パフォーマンスにどんな変化があるでしょうか?

究極の感謝とは「生きてるだけで丸儲け」

最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。

今生きていることこそ全て、それ以外に何を求めるのだ

これは鎌倉の建長寺の初代住職となった蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の言葉です。

  • 今生きていること自体、当たり前ではないと知る
  • 今生きていること自体、非常に興味深いことである

このように考えることができたら、どんな素晴らしい発見があるでしょうか?

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^