「人を変えたい」と思った時にどんなメンタルが必要か
皆さんは「相手/周りを変えたい…!」そんな悩みを持っていませんか?
「人を変えたい」と思った時こそ“植物を育てた時”を思い出そう
相手や周りを変えたい…!
真剣に取り組んでいるからこそ、
チームメイト、周りの人間との関係に悩むことも出てくるかと思います。
今までにも実際にいろんな選手からこういった相談をもらったことがあります。
- 指摘しても改善されずストレスがたまる
- 一度伝えたことをなかなか理解してもらえない
- 変わってほしいが、上手くいかずイライラしてしまう
「もっと○○してほしい…」
「伝えているけど、なかなか変わらない…」
その繰り返しで、ストレスが溜まったりイライラしてしまったり…
私自身も、大学アメリカンフットボール時代に
周りの選手との温度差を埋めようと必死にチームメイトの意識を変えようとしていました。
それが全く上手くいかず、苦しい思いをした経験があるからこそ、選手たちの相談には共感するものがありました。
そして、当時の私と相談をくれた選手たちに共通して伝えたいことがあります。
それが、「植物を育てた時の感覚を思い出す」というものです。
人を変えたいと思った時こそ、「植物を育てた時の感覚」を思い出して欲しいのです。
人も植物と同じで成長には時間が必要
皆さんは、小学生の時に夏休みに「アサガオ」を育てた経験はあるでしょうか?
できるだけ詳細に、植物を育てた時のことを思い出してみて下さい。
…では皆さんに質問なのですが、
タネを植えた翌日に花は咲くでしょうか?
そんなはずはありませんよね。
それは人も同じです。
- 課題点
- 修正点
これらをアドバイスしたからといって、すぐに改善されるでしょうか?
ぜひこちらの動画をご覧下さい。
東京オリンピックで3つのメダルを獲得した、卓球女子代表の伊藤美誠選手の言葉です。
「すぐには成長しないからこそ、1つでも上がっていればいい。」
すぐに成長しないからこそ、小さな成長に目を向けることができたら、どうでしょうか?
人や植物の成長はコントロールできない
では、皆さんは人や植物の成長速度をコントロールできるでしょうか?
…それができたら悩みは無くなりますよね。
つまり、人をコントロールすることはできないのです。
人がコントロールできないものはたくさんあります。
- 天気
- 時間
これらもコントロールできないものの代表例です。
では、コントロールできないものに悩み続けたらどんな気持ちになりますか?
だからこそ、コントロールできるものに目を向けていきたいのです。
「人を変える」のではなく「変わりたい」と思えるキッカケを作る
人を思うように変えることはできないし、すぐに成長するわけでもない
だからこそ、植物を育てるような見守る気持ちも必要です。
人を直接的に変えることはできなくとも、
「変わりたい!」と思ってもらえるようなキッカケを伝え続ける
これならば、自分がやるかどうかの話なので、コントロールできることになります。
ぜひ、人を変えたいと思った時こそ「植物を育てる気持ち」を思い出してみて下さい!
「相手を変えたい…」と悩むアスリートに参考になれば幸いです^^
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。