【野球メンタル】澤村拓一選手に学ぶ、今この瞬間を生きるメンタリティ
- 2010年ドラフト会議では読売ジャイアンツから単独1位指名
- プロ1年目に新人王に選ばれ、翌年には2年連続で2桁勝利を達成
- ボストン・レッドソックス移籍後、MLB通算100試合登板と100奪三振を記録
小学2年から野球を始め、日本プロ野球からメジャーリーグを経験したのち、
現在は再び、メジャー移籍前に所属していた千葉ロッテマリーンズにてプレーしている澤村選手。
日本、そして海外でも素晴らしい活躍をしてきている澤村選手が「あること」を大切にしていました。
日本プロ野球界で活躍するリリーフピッチャー、澤村選手がどんなことを大切にしていたかを解説していきます。
【今この瞬間を生きる】目の前のことだけに集中するメンタル
私は現在、学生〜アマチュア、プロ選手までアスリートに特化してメンタルサポートをしています。
その中で私がサポートしている選手の7割以上が
メンタルコーチングを始めたきっかけが「不安に対する悩み」でした。
- 〜になったらどうしよう…
- また前と同じようになったら…
勝ちたい…結果を出したい…
そう思うからこそ、
過去の苦しい経験/未来に対する不安に悩むアスリートは多いです。
真剣に競技に取り組んでいるからこそ、不安に悩んでしまうことがあります。
しかし、そんな時こそ想像してみて欲しいのです。
もし仮に、「今この瞬間に集中すること」ができたら、どんな変化が起こるでしょうか?
一流のアスリートとして活躍している澤村選手はこのように語っています。
“1日1日、明日なんか見てない”
“とりあえずこの目の前の試合を勝つことだけを考えていこうぜと”
“今、この瞬間を生きられなかったら未来を語る資格はないと思う”
抜粋:https://www3.nhk.or.jp/news/special/athlete-words/article/article_340.html
この言葉からも、澤村選手が「目の前に起こっている今この瞬間」に集中していることがわかります。
では、「今この瞬間に集中すること」が、どう競技に繋がるのか?
この部分に関してお伝えしていきます。
【禅の考え】今という時間だけがコントロールできる
禅の言葉で、「而今(にこん)」という言葉があります。
💡而今(にこん)とは
現在、今、という意味。
「過ぎ去った時」
「この瞬間」
これらは二度と戻ってこず、
命の真実は今にしかないということを説いた禅語。
つまり、過去や未来はコントロールできないのです。
逆に、コントロールできないものに悩み続けたら、この先どんな未来になるでしょうか?
- 過去は変えられない
- 未来は誰にも分からない
だからこそ、コントロールできないものは一旦置いておいて、
唯一コントロールできる「今この瞬間」に集中したいのです。
「今この瞬間」が変わるから、未来が変わっていく
過去や未来は変えられない、だからこそ今この瞬間を生きる、変えられる今に集中する。
ということをお伝えしてきました。
それはつまり、過去や未来からくる不安に目を向けるのではなく、
今、目の前に見える現実をありのままに見るということでもあります。
人はどうしても、過去の経験や未来への不安のような頭の中のイメージをあたかも「今起きている現実」かのように感じてしまいます。
しかし、今が変わるから未来が変わるんです。
- 今この瞬間に何ができるかに集中する
- コントロールできることに集中する
もし、このような自分になれたら、どんな素晴らしい変化が起こるでしょうか?
参考になれば幸いです^^
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!