あらゆる事は備わっているものでなく“発揮されるもの”
皆さんは才能やセンスといったものをもともと“備わっているもの”だと思っていませんか?
『120秒スタディメンタル』
第56弾
『粘り強さが成長の根幹を支える理由』
キーワードは…
“努力は二重に影響する”“努力”は才能などといった先天的要素に比べると軽視されがち。
しかし、持ってる才能を最大限に活かすには「努力が必要不可欠」という内容です🤔#120秒スタディメンタル pic.twitter.com/fL96hQIwiU— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) May 15, 2021
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
才能は備わっているものではなく育て発揮するもの
あいつには才能がある
誰もが一度はこんな言葉を使ったことがあると思います。
私自身も、今まで数え切れないくらいこの言葉に逃げてきました。
「才能」や「センス」という言葉を言い訳に自分のレベルを知ることから逃げてました。
そんな経験があるからこそ、皆さんにも知ってほしいことがあります。
“才能は備わっているものではなく、育て発揮するもの”だと。
今回は私が強く影響を受けた作品でもあるバレーボール漫画“ハイキュー”の言葉からメンタル面に関連する内容をお伝えしていきます。
2倍の才能を持っていても半分の努力では負ける
私たちは、圧倒的なパフォーマンスや能力を目の前にした時に「才能」という言葉を使いがちです。
しかし、こういった圧倒的なパフォーマンスは「才能だけ」で成り立っているわけではありません。
この2つの公式によって人は何か習得し、達成します。
ここからわかる事は、努力は2つの公式どちらにも影響するのに対し、才能は1つの公式にしか影響しないという事。
つまり、シンプルに才能よりも努力の方が影響を与える機会が多いという事です。
“GRIT やり抜く力”という書籍で有名な心理学者アンジェラダックワース氏も著書の中で次のように語っています。
努力できるという能力は軽視されがちである一方で、
才能というものは重視されがちだが、
たとえ「2倍の才能」を持っていたとしても「半分の努力」では、
長期的に見たときに、努力型の人に圧倒的な差をつけられてしまう。
“自分の努力”にフォーカスが当たる人は粘り強い
「才能」という言葉を使ってしまいがちな人たちにはある共通点があります。
それは“問題意識が能力ベースにある”という事です。
失敗の理由は自分の能力が足りなかったのが問題だ…
このように問題を捉える点です。一方で、
失敗の理由は自分の努力不足が問題だ。
このように“問題意識が努力ベースにある人”は能力ベースの人に比べ、
“難しい問題にも粘り強く挑戦する”ことが科学的にわかっています。
さらに詳しくは下記のツイートの動画で解説してますので、ぜひご覧ください^^
『120秒スタディメンタル』
第60弾
『現実への解釈の仕方でパフォーマンスは変わる』
キーワードは…“努力次第で変わると信じる”同じ失敗をしても捉え方は人それぞれ。
その捉え方次第でパフォーマンスが劇的に変わるとしたらどうでしょうか?
そしてそれが努力次第で変えられるとしたらどうですか? pic.twitter.com/sfUW2fntvu— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) June 11, 2021
あらゆる事は努力によって初めて発揮される
話をまとめると、圧倒的なパフォーマンスを引き出す上で「才能」はもちろん重要な要素の一つです。
しかし、「才能だけ」では圧倒的なパフォーマンスを引き出す事は出来ません。
- 才能を最大限活かすために「努力」が必要
- センスを磨き上げるために「努力」が必要
こういった持っているものを最大限に発揮するには「努力」という要素が必要不可欠なんです。
だからこそ、あらゆる事は備わっているものではなく「努力によって発揮されるもの」なんですね。
最後までありがとうございました^^
画像引用:
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