自己肯定感を高めようとする必要がない理由
皆さんは「自己肯定感を高めたい…!」そんな風に思ってはいませんか?
自己肯定感を高めようとすることに疑問を持っています🤔
自己を肯定したい時とは、
・不安感
・自信の喪失
・恐怖
こういったものに直面したときに
「大丈夫!自分は大丈夫!」
って言い聞かせてるようなもの。本当に間違った方向に進んでるかもしれないことに気付かないのは大問題なのでは?
— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) October 3, 2021
どうして自己肯定感を高めようとする必要がないのか?
どうしても不安がある…自己肯定感を高めたい…!
そんな悩みを抱えた経験はありませんか?
しかし、メンタル面からスポーツパフォーマンスを高める上で、
日々アスリートと現場で接する中で私が感じていることは、
自己肯定感を高めようとすることに疑問を持っています。
厳密に言うと、高めてもいいのですが、一歩間違えると間違った方向に進んでしまうリスクがあるように思います。
- 自己肯定感を高める必要がない理由
- 自己肯定感より大切にすべきこと
今回はこういった内容にフォーカスしてお話していきます。
いき過ぎた自己肯定感は間違った方向に進んでも気付けない
皆さんは「自己肯定感」という言葉の意味をご存知でしょうか?
自己肯定感とは
自らの価値や存在意義を肯定できる感情
文字通り「自分を肯定する感情」のこと
このような意味があります。
では、皆さんが「自分を肯定したい時」とはどんな時でしょうか?
- 不安な時
- 自信がない時
- 恐怖心がある時
こういった時ほど、自分を肯定し、奮い立たせようと思いがちです。
しかし、こういった感情に直面した時に自己肯定することは、
自分は大丈夫…!なんとかなる…!
このように言い聞かせているのと同じです。
もし、間違った方向に進んでいる自分を肯定し続けたらどうなるでしょうか?
つまり、自己肯定感だけを高めようとすることは、
間違った方向に進もうとする時、引き返す判断をバグらせることに繋がってしまいます。
それはとても危険なことです。
感情と向き合って心で納得することが大切
自己肯定感だけを追い求めることは、
- 不安
- 自信のなさ
- 恐怖心
こういったものから目を背けることにも繋がってしまいます。
それは言い換えれば、臭いものに蓋をすることと同じです。
それでは本質的な解決にはなりません。
だからこそ、本当に重要なのは
- 自分が認めたくないような自分
- 逃げたくなるような事実
- 目を背けたくなるような感情
そういったものと向き合っていくことであり、
頭であれこれ考えるのではなく、心で納得することが大切です。
自己肯定感は高めるのではなく“高まる”もの
自分の感情と向き合い、心で納得することで
- 「自分は大丈夫…!」
言い聞かせるような状態(×) - 「やることはやった!」
自然と肯定できるような状態(○)
このように自然と変化していけるようになります。
だからこそ、無理に高めようとせずに、
向き合う・認めることが大切なんです^^
自分の素直な感情と向き合えるようになったら
皆さんにどんな素晴らしい変化が起こるでしょうか?
今回も最後までありがとうございました!