あなたが「やらない理由」を探してしまう3つのワケとは?
新しいことに挑戦してみたいっていう気持ちはあるけど、いつもやらない理由を探してしまう…
こんな疑問に答えます。
- やらない理由を探してしまう3つのワケ
- やらない理由と向き合う方法
スポーツメンタルコーチとして活動している私は
この当サイトや各種SNSで 「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
今回はやらない理由を探してしまうワケを解説していきます。
実は私自身も高校生になるまではできない自分を言い訳に「やらない理由」ばかり考えていました。
そんな自分の過去の経験とメンタルコーチとして活動している目線との2つの視点でお伝えしていきます。
この記事を読むことで、自分に素直になり新しい一歩を踏み出すキッカケとなれば幸いです。
あなたが「やらない理由」を探してしまう3つのワケ
あなたが「やらない理由」を探してしまうワケは3つあります。
この3つを自分に当てはめ理解することで、自分がどうしたいのか、どうすればいいのかが見えてきます。
大切なのは「素直になること」です。
まずは自己理解の一歩として自分と向き合っていきましょう。
本当にやりたいことではないから
やらない理由を探してしまうワケの1つとして
「本当にやりたいことではない」というのが考えられます。
わかりやすい例をあげていきますね。
「あなたは行きたくないもない飲み会に誘われた時に真っ先に考えることはなんですか?」
どうやって断ろうかな…?
おそらくまず最初にこんな風に考えるはずです。
誘われて「行きたい!」って思う飲み会の断る理由をわざわざ探したりしませんよね?
やらない理由を探してしまうのも、要因の一つとして同じことが言えます。
もしあなたがやらない理由を真っ先に考えてしまうのなら
「本当にやりたいことなのか」を考えることをおすすめします。
明確にイメージできていないから
私の大切にしている考え方の1つとして
「明確にイメージできるものは全て現実にできる」というものがあります。
なぜなら明確にイメージできるということは達成のための道筋も明確化できるからです。
ということは裏を返せば
「イメージできないものは現実にならない」と言えます。
なぜなら達成するイメージがないということは「どうすれば達成できるか」が分からないからです。
これこそがやらない理由を考えてしまう2つ目のワケです。
これを置き換えてみると…
- 達成した姿を明確にイメージできない
- 達成するための道筋がわからない
- やりたいことがぼんやりしている
- やらない理由が真っ先に思い浮かぶ
ということになります。
もしあなたがやらない理由を真っ先に考えてしまうのならまず「明確なイメージを作る」ことをおすすめします。
「自分にはできない」と思い込んでるから
やらない理由を探してしまうワケの3つ目は、「自分にはできない」と思い込んでるからです。
重要なのは「思い込んでいる」という部分です。
人間は誰しもが思い込み(セルフイメージ)を持って生きています。
この思い込みが時にあなたの行動にブレーキをかけてきます。
この思い込みを解放することであなたは「やらない理由探し」から解放されるでしょう。
思い込みに関しては下記の記事でとてもわかりやすく解説しているのでぜひご覧下さい。
「やらない理由」より「やりたい理由」を考えよう
もしあなたが目指すものがあるなら、「やらない理由」より「やりたい理由」を考えましょう。
自分と向き合い「やりたい理由」に対して素直になることで今までとは違う角度で考えられるようになります。
考える角度が変われば、行動が変わっていきます。
そして行動が変われば何が変わると思いますか?
やらない理由はいくらでも出てくる
まず多くの人は希望より不安に目を向けやすいです。
つまり、出そうと思わなくともやらない理由はいくらでも出てくるということです。
あなたがもし本当に今の自分を変えたいと思うなら
どうすれば変わることができるだろう?
と自分に問いかけてみてください。
「やらない理由」を考える時間より、「やりたい理由」を絞り出す時間が人を成長させてくれます。
もしどうしても「やりたい理由」が出てこない場合は前述したように
「本当にやりたいのか」を疑ってみるとまた新たな気付きを得られるかもしれません。
どんなに小さくてもやりたい理由を尊重する
こんなくだらない理由じゃ「やりたい」なんて言っちゃダメだよな…
こんな風に思っている人は少なくないのですが、それは思い込みでしかないので手放しましょう。
どんなに小さくても「やりたい理由」を持っているあなたは自分の人生を生きようとしています。
これから進んでいこうとする自分にブレーキをかける必要はありません。
どんなに小さくてもその思いは「あなたのもの」です。
誰にも否定する権利はないのです。
あなたのやるべきことはその「やりたい理由」をもとに目的地とそこに至る道筋を明確化させること。
そうすることでより自分の気持ちを高めるキッカケにもなります。
「やらないこと」を決めることで目的地を明確化させる
人には2種類のタイプがいます。
- やりたいことを徹底的に掘り下げていくタイプ
- やらないことを徹底的に削ぎ落としていくタイプ
ここで紹介するのは②の手法です。
「やらないこと」を決めることで目的地を明確化させることができます。
「やらないことを決める=やる理由が明確になる」
これを上手く使えるようになると、パフォーマンスがどんどん上がっていきます。
※注意※
「やらないこと」と「やらない理由」は全く別物です。
詳しくは別記事でとてもわかりやすく説明しているのでこちらをご覧下さい。
「できるかできないか」という考えを手放す
先ほどもお伝えしましたが、人は不安に目を向けがちです。
そうするとどういうことが起きるかというと…
本当はこうしたいけど、自分には無理だからもっと現実的なものにしよう…
このように再現性を重視した思考になります。
しかし実はこれは逆効果なのです。
人のパフォーマンスが一番高まる(一番目標達成しやすい)のは
「ワクワクすること」を掲げた時だと言われています。
これは脳から脳内麻薬とも言われるドーパミンが深く関係しています。
しかし、再現性を重視するあまり「本当にやりたいこと」ではないことが目標になってしまうと、
達成するために再現性を重視したはずが達成するための自分の意欲を削る行為に繋がります。
つまり「できるかできないか」ではなく、
「やりたいかやりたくないか」で考えることでより自分に素直な行動指針を作ることができます。
そのためにも「できるかできないか」という考えを手放していきましょう。
やらない理由より“やりたい気持ち”を大切に
私も過去、「やらない理由」を並べては自分には無理だと自分が一番自分を諦めていました。
だからこそ、「変わりたい」という思いをお手伝いできるメンタルコーチになりました。
ここまでこの記事を読んだあなたはもう昨日までのあなたではなくなっているのに気付いていますか?
この記事を読んだことで「やらない理由」から「やりたい理由」を考えるキッカケになってもらえればとても嬉しいです。