相手を承認する勇気を持つということ
皆さんは相手のことを承認できていますか?
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
相手を承認するというのは一概に褒めることではない
皆さんは相手のことを承認できていますか?
また、褒めること=承認することだと思っていませんか?
- 相手を承認することで
→信頼関係を築くきっかけになる。 - 相手を承認することで
→やる気を引き出すことができる。
このように、承認することのメリットは様々あります。
だからこそ、相手のことを承認する勇気を持って欲しいのです。
今回の記事では、『相手のことを承認する勇気を持つ』
ということについてお話します。
そもそも「承認」という言葉の意味について
- 承認とは?
→そのことが正当または事実であると認めること。
→よしとして、認め許すこと。聞き入れること。
言葉の意味を知ると「褒める」という表現が無いことに気付けると思います。
つまり、承認することと褒めることはイコールではないということです。
相手を承認するとは「飲み込むこと」に近い
承認という言葉は色んな場面で使われると思いますが、
- 会社の上司から部下へ
- スポーツの指導者から選手へ
- 家庭の親から子へ
これらの場面でよく使われる印象があります。
相手が何か悩んでいたり、困っていたりすると、
- つい答えを教えたくなる
- ついダメ出しをしたくなる
- つい自分がやったほうが早いと思ってしまう
これでは相手の成長につながらないことは皆さんが一番知っていると思います。
だからこそ、承認する勇気が必要なのです。
相手が困っている姿を一旦、飲み込む。
相手の出した答えを一旦、飲み込む。
無理をして褒めなくても、
- 困っている中でも考える姿勢を持っているね!
- 問題に対して自分なりの答えを出しているね!
こうして事実を伝えるだけで、相談しやすい雰囲気が作りやすくなります。
相手を承認する勇気を持つことで自分も成長できる
- 困っている中でも考える姿勢を持っているね!
- 問題に対して自分なりの答えを出しているね!
もしあなたがこのように承認してもらう立場だとして、
このように声をかけてもらえたら、どんな前向きな気持ちになりますか?
承認する勇気を持つことで、自分自身も受け入れられる器も大きくなっていきます。
そこで最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
やって見せ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かず。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
これは日本の海軍軍人であった山本五十六さんの言葉です。
相手を承認する勇気を持つことができ、相手を受け入れることができたら、
どんな素晴らしい変化があるでしょうか?
ぜひ考えてみて下さい!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^