“無駄を楽しめる心”を持つことの大切さ
皆さんは「無駄」を楽しめていますか?
努力して、努力して、努力しまくっても結果が出ないこともあると思う。
だからって積み重ねてきたことが全部無駄だったわけじゃない
その積み重ねてきた過程から学んだり得たこともあるでしょう
1番怖いのは「何もしないこと」
— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) March 19, 2019
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
無駄を楽しめる心を持つことが人生観を変える
無駄なことをやってる暇なんてない…!
忙しい時ほど、このように思いがちですよね。
しかし、本当に無駄なことをやっている暇はないのでしょうか?
そもそも、無駄は悪いものなのでしょうか?
今回は「“無駄を楽しめる心”を持つことの大切さ」についてお伝えしていきます。
無駄を楽しめる心=「心の余裕」
- 金銭的問題
- 時間的問題
- 体力的問題
- 精神的問題
このような問題があって、無駄を楽しめないシチュエーションに遭遇したことがある人は少なくないと思います。
裏を返せば、無駄を楽しめる状態とは「心に余裕がある状態」とも言い換えることができます。
心身共に疲弊しているが、あと30分は電車に乗っていなければいけない…
皆さんはこんな状況で、誰かに気持ちよく席を譲ることができるでしょうか?
おそらく、ほとんどの方が厳しいなと思うはずです。
つまり、心に余裕があるからこそ人に優しくできるし、よりクリエイティブな発想にもなりやすいということです。
科学的にも「遊び(無駄)」は重要
機械工学という学問において、「遊び」というものがあります。
- 「遊び」とは
急な負荷が掛かるのを予防、余分な力を分散させる働きがある。
- 自転車やバイクのチェーンの程よい隙間
- 電車のレールに設けられた隙間
これらが「遊び」と言われるものです。
遊びがあるから、特定の部分にストレスがかかり続けることを防げます。
これは人の心にも同じことが言えるのではないでしょうか?
- 心への過度なストレスを予防する
- 心への過度なストレスを分散させる
それが心に余裕を作り、パフォーマンスを安定させることに繋がります。
そう考えると、「無駄」に対してどのように思えるでしょうか?
無駄を楽しめる心が行動変容を起こしていく
- 無駄を楽しむこと
- 無駄を楽しめる心を持つこと
この二つは同じようで、全く違うことです。
本当に大切なのは、無駄を楽しめる心を持つこと。
それが心の余裕に繋がり、人生観を変え、行動に変化を起こしていきます。
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
遠回りすることってすごく大事。
無駄なことって結局、無駄じゃない。
これは、10年連続200本安打、ゴールデングラブ賞獲得を達成、
日米通算4257安打を記録しプロ野球における通算最多安打の世界記録としてギネス記録にも認定されたイチロー選手の言葉です。
「無駄」を楽しめる心を持つことができたら、
皆さんにどんな素晴らしい変化があるでしょうか?
ぜひ考えてみて下さい!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^