他人と競うことをやめたとき“本物の自信”が手に入る
皆さんは誰かと常に他人と比べ、競い合っていませんか?
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
他人と競うことをやめることで本物の自信が手に入る
周りはできてるのにどうして自分はできないんだ…
そんな風に感じた経験は少なからずあるかと思います。
どうしてあいつだけ…。
あいつにもできたんだから、自分にもできるはずなのに…
競争意識を持ち、周りと競っては比較し、そして上手くいかない…。
そして最終的には「どんどん自分に自信がなくなっていく…」
そんな負のループを抜け出し自信を身に付けるために、
今回は「他人と競うことをやめたとき“本物の自信”が手に入る」という内容になっています。
他人と競うことで手に入るのは過信や慢心
結論から伝えると、
他人と競うことで得られるのは「過信や慢心」です。
確かに、他人との競争によってやる気が引き出されることもあるでしょう。
しかし、それは「他人に認められたい」というモチベーションからくるものです。
他人に認められたいと思い続けたら、頑張った先はどうなると思いますか?
そして問題はそれだけではなく、競争による勝敗が出た後がポイントです。
- 競争に勝った場合
「自分はできる人間だから」
「自分は運に恵まれている」
→このように結論づけやすい
運や素質の問題は、自分のコントロールが及ばない領域です。
つまり、自分の努力してきた過程ではなく「出した結果に自信がにつく」ことになります。
結果に自信がつくことで生まれるものは「見栄」や「プライド」です。
- できない自分を認められず失敗を避ける
- 失敗を避けるので新しいチャレンジが生まれない
このようなデメリットがあります。
こうなってしまうと逆に自分のパフォーマンスを落としていく可能性すらあります。
競争し、比べるべきは「過去の自分」
本物の自信を手に入れたいのなら、
競争し、比べるべきは「過去の自分」です。
先ほど紹介した実験結果からもわかるように、
他人との競争をしなかったグループは自分の努力と結びつける傾向がありました。
- 自分の努力の問題
→自分がコントロールできる領域 - 自分の努力次第で結果が変わるとすると?
→結果よりも過程を重視しやすくなる
つまり、「自分が努力してきた過程に自信がつく」ということ。
努力の過程に自信がつくことで生まれるのは「成長」や「意欲」です。
成長や意欲が身に付いたら、みなさんのパフォーマンスはどう変化するでしょうか?
他人ではなく自分と競うことで本物の自信が手に入る
自信とは、「自分を信じる」と書いて自信です。
- 自分を信じられるだけの過程を積み重ねてきたか?
- “過去の自分”を自らの努力で乗り越えてきたか?
そういったものが「本物の自信」に繋がっていきます。
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
すぐに思うようにいかなくても諦めずに、黙々と技を磨け。
自分を律することが出来るようになれば、驚くほど自信がついてくるものだ
これは、アメリカのプロリーグNFLで活躍後、
殿堂入りを果たしチームの黄金時代を築いた名QBである
テリー・ブラッドショーの言葉です。
黙々と技を磨き、自分を律することができたら
皆さんにどんな素晴らしい変化があるでしょうか?
ぜひ考えてみて下さい!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^