実りある人生にするために“やらないこと”を決める
皆さんは“やること・必要なこと”ばかりに目を向けてませんか?
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
人生をより良くするために“やらないこと”を決めよう
あれも必要だし…これも必要…やることがたくさんだ…!
一度はこのような経験をしたことがあると思います。
「必要なこと・やるべきこと」は確かに大切です。
しかし、そればかりではきっと両手が塞がり抱えきれなくなってしまいますし、時間がいくらあっても足りません。
だからこそ、“やらないこと”を決めることがとても重要なんです。
今回は「実りある人生にするために“やらないこと”を決める」という内容です。
人は“やること”ばかりの足し算思考になりやすい
- 心から達成したい目標
- 心から「やりたい!」と思うこと
これらに対して実際にアクションを起こそうと思ったとき
まず最初に何を考えますか?
- いま自分に足りないものを考える
- 何をすれば目標に近付くのかを考える
多くの人がこのように考えるかと思います。
それくらい人は“必要なこと・やること”に対して目が向きやすいです。
これを私は「足し算思考」と呼んでいます。
- いま自分に不必要なものを洗い出す
- 何をやめれば目標に近付くのかを考える
一方でこのような考え方を「引き算思考」と呼んでいます。
この引き算思考こそ、目標を達成するために重要なポイントになります。
“やらないこと”を決めることがパフォーマンスを引き出す
この実験からわかるのは、人は選択肢が多すぎると選ぶことが困難になる
ということ。
- やることに追われる
- 必要なものがたくさんある
このようになると、本来であればできたであろう正常な判断も厳しくなってしまうかもしれません。。
数ある選択肢の中から決断しなくてはならないので、意志力も消費します。
- 抱えている仕事
- 競技の練習メニュー
- 自分が属するコミュニティの数
これについても同じで、増やし過ぎないように数を絞ることで一つひとつに集中できます。
だからこそ、「やらないことを決める」ことが
本来持ってるパフォーマンスを引き出すことに繋がります。
やらないことを決める勇気と覚悟を持つ
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
何事であれ最終的には自分で考える覚悟がないと、情報の山に埋もれるだけ。
これは史上3人目の中学生棋士としてデビューし、将棋界初となる国民栄誉賞にも選ばれた
羽生善治さんの言葉です。
- やらないことを決める覚悟を持つ
- 自分で考え決断する覚悟を持つ
このように思うことができたら、どんな素晴らしい変化があるでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^