義務感よりも“願望”が心を豊かにする
皆さんは「〜すべきだ」のような義務感ばかり感じてませんか?
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
願望こそが自他ともに心を豊かにする
〜すべきだ、〜しなくちゃいけない
このように感じたことが一度くらい皆さんあると思います。
「すべきこと・しなくてはならないこと」は確かに必要です。
しかし、そればかりでは義務感に縛られた人生になってしまいますし、 外発的動機付けに晒され続けることになるので燃え尽きてしまうリスクもあります。
だからこそ、まず言葉から義務感を願望に変えていくことが大切です。
言葉は人の信念や価値観に大きな影響を与えます。
今回は「義務感よりも“願望”が心を豊かにする」という内容です。
“やらされ感”は伝染する
この実験からわかることは、「やらされ感」を持っている人は他人に対しても「やらされ感」を与えやすい
ということ。
- 「〜すべきだ」
→私も〜しているからあなたも〜すべきだ - 「〜しなくてはいけない」
→私も〜しているのだからあなたも〜しなくてはいけない
このような負の同調圧力の連鎖に陥ってしまいます。
これはモチベーションの話で言えば、外発的動機付けに長期間晒されることになり
燃え尽き症候群(バーンアウト)のリスクにも繋がります。
このような考え方を私は、「マスト思考」と呼んでいます。
選択肢を用意することで“やりたい”は作れる
- 自主性を奪う
- 好奇心や関心を減退させる
義務感はこのような弊害をもたらし、パフォーマンス発揮を阻害します。
だからこそ、「選択肢を用意する」ことで極度の義務感を避けることができます。
そして、ここで重要になるのは「自己決定感」です。
選択肢を用意し、自分で決定する余地がある方が結果に関わらず
ポジティブな気分になり脳機能的にもポジティブな反応が起こることが科学的にわかっています。
このような考え方を私は、「ウォント思考」と呼んでいます。
言葉から“義務感を願望に”変えよう
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
あらゆる成功へのスタート地点は“願望”だ。
これはアメリカの著作家であり、成功哲学の提唱者、自己啓発の原点の一つとも言われる
ナポレオン・ヒル氏の言葉です。
- 願望を大切にする
- 言葉から願望を発していく
このように思うことができたら、どんな素晴らしい変化があるでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^