【感謝のススメ】感謝が物事の見え方を変える
皆さんは毎日に感謝していますか?日々起きている出来事を「当たり前」だと思っていませんか?
キツくてもしんどくても、明日はくるよ。
同じように、
どんなに楽しい時間にも終わりは来て、
また明日がくる。明日がくることに感謝して毎日を過ごすことができたら、どんな日々にできるだろう🧐
— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) March 8, 2021
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
感謝によって物事の見え方が変わる
さらに上達するためにはどういう工夫が必要だろう?
このように日々取り組んでいる方は多くいらっしゃると思います。
一方で「毎日に感謝」できている人はどれくらいいるでしょうか?
- 当たり前に朝がきて
- 当たり前の毎日を過ごして
- 当たり前に眠りにつく
このような日々の当たり前に感謝することが「物事の見え方」を変えます。
それが結果的に競技パフォーマンス向上に繋がります。
そしてこれは「トップアスリートの共通点」でもあります。
感謝=有難い=存在自体が珍しくすごいこと
感謝の言葉といえば「ありがとう」ですよね。
●感謝とは
ありがたく思って礼をいうこと。
心にありがたく感ずること。
「ありがたい」とは「有難い」と書きます。
つまり「存在自体が珍しく、すごいこと」ということです。
毎日当たり前に練習してるけど、実はこれって珍しくてすごいことなんじゃないか…?
こういった視点を持てるかどうかが非常に重要です。
- 練習ができる場所がある
- 練習に使う道具がある
- コーチしてくれる人がいる
このような環境は何一つ「当たり前ではありません」
誰もがこのような環境で過ごせてる訳ではないのです。
こういった部分に感謝がなくなってしまうと、不平不満が増えます。
- なんで□□じゃないんだろう
- △△にしてくれたらいいのに
こうなると、どんどん「つまらない気持ち」が強くなっていってしまい、結果的にパフォーマンスを下げることに繋がります。
“当たり前じゃないんだという感覚”が能力を引き出す
いま自分がこうして練習できてること自体、珍しいことですごいことなんだ!
このような状態は言い換えると、「当たり前は“当たり前じゃない”という感覚」です。
この感覚が物事への見え方を変えます。
人は「そこにあって当たり前のもの」に深く意識を向けることは非常に少ないです。
なぜなら「そこにあって当たり前のものには興味関心が湧かないから」です。
💡脳の仕組みから解説
脳は本来、新しい情報を常に探し求める。
新しい情報を得ると報酬系が刺激されドーパミンが分泌される。
つまり、そこにあって当たり前のものに対して脳は新しさを感じず、
報酬系は反応しないため、人の興味関心は湧かないということ。
=人がスマホやSNS中毒になる理由もこのことから説明できる
- 当たり前は“当たり前じゃない”感覚を持つ
- 色々なものに対して興味が湧き、物事に対して集中力が増す
- 物事を様々な角度から見ることができるようになる
- 今まで“見えてなかったもの”を発見できるようになる
だからこそ、“当たり前じゃない”という感覚を持つことで、このように見えてなかったものの発見に繋がります。
様々な角度から物事を見ることができると、自分の競技に対しても多角的に見れるようになります。
競技に対して多角的な視野を持てたら、競技パフォーマンスにどんな変化があるでしょうか?
究極の感謝とは「生きてるだけで丸儲け」
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
今生きていることこそ全て、それ以外に何を求めるのだ
これは鎌倉の建長寺の初代住職となった蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)の言葉です。
- 今生きていること自体、当たり前ではないと知る
- 今生きていること自体、非常に興味深いことである
このように考えることができたら、どんな素晴らしい発見があるでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^