【サッカーメンタル】伊東純也選手から学ぶ、“好き”という感情が持つ力
高校時代までは、
- 年代別代表の経験なし
- 高校時代県ベスト32止まり
という本人も認める「無名な学生時代」を過ごしてきたものの、
“得意のドリブルと圧倒的なスピード”を武器に大学卒業後にJリーグへプロ入りを果たし、
現在では、海外でも活躍し日本代表としてW杯ベスト16に大きく貢献をした伊東純也選手。
そんな遅咲きのスピードスター、伊東選手が「あること」を大切にしていました。
海外でもゴール・アシストと活躍している、伊東選手がどんなことを大切にしていたかを解説していきます。
【好きだからやっていた】1vs1の練習で磨かれた超速ドリブル
私のところに相談に来てくれるアスリートは必ず何かしら悩みを抱えています。
その中でも、
- 本番で実力が発揮できないんです…
- 緊張してしまっていつも通りの自分じゃなくなる…
その結果、「好きだったはずの競技を純粋に楽しめない…」そんなアスリートがいます。
そのくらい、上手くいかないストレスがメンタルに与える影響は大きいです。
しかし、「楽しむからこそ上手くいく」と思えたらどうでしょうか?
今では“イナズマ純也”の愛称で日本代表でも大活躍している伊東選手ですが、
学生時代は、無名で県ベスト32止まり、プロになるなんて想像もできなかったという伊東選手。
そんな大きい舞台に立てない状況で、どうして努力し続けることができたのでしょうか?
“シンプルに、「サッカーがうまくなりたい」「サッカーが好き」だから頑張っていました”
“小学校の頃からドリブルが好きだった、ずっとボールを触ってた”
“家の中にボールがいくつも転がっていて、ふたりの弟とボールを蹴るんです。1対1なんかしていましたよ。外出するときも、もちろんボールと一緒”(父:利也さん)抜粋:
https://www.soccer-king.jp/news/japan/japan_other/20190505/934113.html
https://www.sakaiku.jp/column/knowledge/2019/014178.html#
この言葉からも、伊東選手の「サッカーが本当に好きだという気持ち」が感じ取れます。
サッカーが本当に好きで、夢中だからこそ、ドリブルという「自分らしい武器」を手に入れることができたのです。
- 競技を好きな気持ちを思い出す
- 競技を心から楽しむ
だからこそ、こういった感情を大切にしていきたいんです。
では、「競技を好きな気持ち/楽しむ気持ち」を大切にすることが、どう競技に繋がるのか?
この部分に関してお伝えしていきます。
【心理学】内発的動機付けがパフォーマンスを引き出す
サッカーに夢中になり、楽しんできたからこそ「自分らしい武器」を身につけてきた伊東選手
伊東選手のように「競技を心から楽しむ気持ち」を心理学では「内発的動機付け」と言います。
💡「内発的動機付け」とは
興味・関心やプロセスそのものが、
モチベーションとなっている状態であり、
好奇心や探究心、意欲など、内面から湧きあがる感情。
- 競技が好きだから
- 競技が楽しいから
こういった内発的動機付けが、創造性を引き出しパフォーマンスに繋がるとも言われています。
- 好きだから夢中になる
- 楽しいから頑張れる
そんな自分になれたら、いかがでしょうか?
自分の「好き」を知ることが「自分らしい武器」を作る第一歩
「好き・楽しい」という感情は大きな原動力になる
ということをお伝えしてきました。
勝敗も、もちろん大切です。
しかし、それと同じくらい
- 競技が好きな気持ち
- 競技を楽しむ自分
それらを大切にしていきたいんです。
そのためにも、まずは「自分を知ること」
自分を知ることで、「競技の好きな部分・楽しい部分」が見えてきます。
ぜひ自分を知るための時間を作ってみてください^^
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!