【アスリート向け】足りないものばかり気になってしまう時の心の持ち方

【アスリート向け】足りないものばかりに目が向いてしまう時の心の持ち方

こんにちは!
スポーツメンタルコーチの石井大樹です。

スポーツに本気で向き合うアスリートをメンタル面からサポートしています。

「自分にはあれも、これも、どれも足りてない…」そんな悩みを抱えてませんか?

日々、本気で競技に向き合い、努力を続けているアスリートほど、

「自分なんてまだまだ…」
「足りないものばかり…」

そんな風に時として、ストイックに自分を追い込みすぎてしまう人がいます。

だからこそ、自分の足りないところを分析し、見つけるのがとても上手いです。

今の自分にはないものを探し求め、理想の自分に近づこうとする。

理想の自分に近づこうとする向上心を持つは素晴らしいことです。

しかし、自分にないものを探し求めることに時間と労力を使うほど、競技人生は永遠に続いていくわけじゃありません。

プロ選手を例に出すと、

  • この先もプロとして契約できる保証はない
  • 毎年フレッシュなアスリートがどんどん出てくる

それほどプロの世界は競争の激しいシビアな世界です。

いつかは「引退」というタイミングをどんな選手も迎えるわけです。

だからこそ、限りある時間や労力を有効的に使いたいのです。

そこで、今回は足りないものばかり気になってしまう時の心の持ち方についてお話していきます。

足りないところ探しには終わりがない

一つ質問です。

皆さんにとって「完璧な選手」ってどんな選手ですか?

  • 非の打ち所がない選手
  • チャンスを確実に手にする選手
  • 勝負所で強みを発揮できる選手

人それぞれ、いろんな「完璧な選手」がいると思います。

じゃあその「完璧な選手」は、本当に一つも足りないところがないのでしょうか?

ミスをせず、常にナンバーワンでい続けているのでしょうか?

…多分そんな選手はいないと思います。笑

この質問を通して私が伝えたかったことは、「足りないところ探しには終わりがないということです。

私たちには「1日24時間」という限りある時間が平等に与えられています。

そんな限りのある時間の中で、終わりのない足りないところ探しをし続けてたら、どんな未来になると思いますか?

だからこそ、終わりのない足りないところ探しではなく、

違う視点で自分の成長を見つめ直していきたいのです。

【今持っているもので戦う】できることをどう活かすか?

先ほども伝えたように、足りないところ探しには終わりがありません。

だからこそ、「今持っているもの」で戦っていく必要があります。

  • 生まれ持った骨格
  • 現時点での技術
  • 競技に取り組める時間
  • 競技に使えるお金
  • 1日の練習で使える体力

私がパッと思い付くもので5つ挙げました。

成人した選手が身長を今から10cm伸ばすことは厳しいですし、

技術を1日で劇的に伸ばすことも厳しいです。

1日24時間の中で、練習に取り組める時間も限りがあります。

競技に使えるお金も無限ではないでしょう。

1日で練習できる体力も限られてます、休息が必要になってきます。

だからこそ、今持っているものを「どう最大限に活かすか?」という視点を持つことが大切です。

持っているものを活かし、どう戦っていけば、自分の目標に近付くか?という思考です。

理想とする選手、こんなプレーヤーになりたいというビジョンがあると思います。

そこを目指すことは素晴らしいことです、ただそのビジョンに囚われてしまうのは危険です。

なぜなら、理想とする選手とあなた自身は全てが違う人間だからです。

  • 骨格・技術
  • 競技に使える時間・お金
  • 体力レベル

これら全て、違って当たり前だからです。

だからこそ、あなたによる、あなただけの「最大限に自分を活かす方法」があるはずなんです。

そのために、自分と向き合い、自分の内面を掘り下げていく必要があるんです。

【禅語「知足」】今あるものを活かし切る精神

禅の言葉に「知足」という言葉があります。

💡「知足」とは
足るを知る
「今すでに持っているものに感謝する」
「今すでに足りているという感覚を持つ」
という意味。

人は足りないところに目が行きがちです。

「もっと〜ができれば」
「もっと〜があれば」

しかし、先ほども伝えたように、そこには終わりがないんです。

だからこそ、「今あるものを活かし切れる自分」になれたら、いかがですか?

アスリートの世界は、常に競争がつきものです。

勝負の中で勝ちと負けがハッキリと分かれます。

足りないものに目を向けるのは、「今あるものを活かし切ったあと」でも遅くないと思いませんか?

今あるものを活かせるようになると努力の質が変わる

「もっと〜ができれば」
「もっと〜があれば」

こういった思考のままだと、いくら時間や体力があっても足りないことが理解できると思います。

  • まだ足りないところはないか
  • もっと練習時間を増やそう
  • さらに練習メニューを増やそう

つまり、「過度に努力の量を重視しすぎる状態」なんです。

こんな状態が続いていったら、どんな未来になると思いますか?

心と体が保てなくなっても、おかしくないです。

だからこそ、量だけでなく「努力の質」も重要なんです。

今あるものを活かせる状態とは、限られた体力や時間を最大限に活かせる状態です。

  • 今一番、練習すべきことは何か
  • 今何をすべきか
  • 限られた中で、何を優先すべきか

自ずと、目標達成に必要な優先順位も見えてきます。

努力の質と量、両方を高めていくためにも、ぜひ「今あるものを活かす思考」を大切にしてみてください^^

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

この記事を書いた人

石井 大樹

大学アメフト時代に人間関係に苦しみ心から競技に集中できず、平凡な選手として引退。
「愛するスポーツを嫌いになって欲しくない」
「心から好きな競技に集中してほしい」
そんな思いから就職した会社を退職後、脳と心の仕組み、スポーツ科学を学ぶ。

現在はプロ〜学生アスリートまで、
“スポーツに本気で向き合うアスリート”
を対象に最先端のスポーツメンタルコーチングを提供。

プロ入団、世界大会出場、リーグ昇格、アジア選手権入賞、全日本優勝などを選手と共に経験。

「情熱を注ぐスポーツに心の底から集中できるアスリートを増やすこと」がミッション。
「常に現場主義」をモットーに、アスリートと同じ温度感を共有し、支えることが信念。