“得意”よりも“好き”を大切にすることが力を引き出す
皆さんは「得意なこと」ばかり意識してませんか?
「好き」を大切にしたい。
好きだから楽しいし、頑張れる。
だからこそ目標を達成するために「好き」を貫いて欲しい。そんな朝イチでした。
おはようございます!!!— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) April 6, 2021
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
得意より好きを大切にすることで力を引き出せる
〜は得意だからいける、〜は得意じゃないからやめとこう
こんな体験をしたことがある人は少なくないはずです。
「得意なこと」も確かに大切です。
しかし、そればかりでは危険なんです。
いろんな人や選手と話をさせたもらう中で
「得意」にフォーカスし過ぎている人が多いなと感じます。
今回は「“得意”よりも“好き”を大切することが力を引き出す」という内容です。
“得意”とは他人との比較になりやすい
“得意”の優先度が高すぎると「他人との比較」になりやすいです。
- 自分より上の人はたくさんいる
→自分はこれを得意と言えるのか? - すごい人はたくさんいる
→周りと比べると得意なんて言えない
つまり“得意”とは他人との比較によって成り立ちます。
目に見えない基準を自分の中で作り、そのものさしで自分や他人を常に比較しているのです。
なので“得意”にばかり目が向いている限り、他人との比較の中で生き続けることになります。
他人と比較し続ける人生を送るとしたら、この先の未来はどうなると思いますか?
“好き”という感情に上下はない
一方で“好き”という感情は他人などの外的要素の影響を受けにくいです。
- 他の人より好きな気持ちが上だ
- あの人の方が好きな気持ちが強い
そんなものは一体誰が、何を基準に、決められるのでしょうか?
“好き”という感情は絶対的です。
- 大きい・小さい
- 強い・弱い
“好き”という感情に評価をつける必要はないですし、誰にもつける権利はありません。
「好きは好き」ただそれだけです。
・自分の興味にあった仕事をしている方が仕事に対する満足度が遥かに高い
・自分の興味にあった仕事をしている人は人生に対する全体的な満足度が高い傾向にある
・人は自分のやっている仕事を面白いと感じているときのほうが、業績が高くなる
・自分の本来の興味にあった職種に就いている従業員たちは、業績もよく、同僚たちに協力的で、離職率も低い
『GRIT やり抜く力』で有名な研究者、アンジェラ・ダックワース氏も
“好き”を重視することで引き出される力を科学的知見からこのように述べています。
“得意”よりも“好き”が成長を引き寄せる
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
心の底から好きなことに本気で取り組めるなら、それは幸せ
これは日本人男子として62年振りにグランドスラムベスト8に進出し2015年まで日本人最多の記録を持っていた
松岡修造さんの言葉です。
- 心の底から“好き”を大切にする
- “好き”に本気になる
- “好き”があることに感謝する
このように思うことができたら、どんな素晴らしい変化があるでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^