「努力ができる」というのは“スキル”である
皆さんは「才能・元々の能力」そんな言葉を使っていませんか?
アメフトを8年プレーして結局平凡な選手として引退。
当時は自分には才能がない、トップで活躍する選手は自分とは違うとどこか諦めていた。今思えばそうじゃない。
一流の選手は活躍するだけの努力を積んでいて
何より“諦めず”自分を研鑽し続けている。諦めが悪いというのは、武器である。
— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) January 21, 2022
「努力ができる」というのは才能ではなくスキル(技術)である
努力ができるという才能もあるんじゃないか
人は圧倒的なパフォーマンスを目にすると、どうしても「才能」や「持って生まれた能力」といった言葉を使いがちになります。
- もともと人並み以上に努力できる人もいる
- 努力ができるという才能を持っている
- とんでもなく努力できるのは、才能なんじゃないか
私自身、運動能力は人並み以下、見た目にもコンプレックスがあり、いじめられた過去を持ちます。
現役時代は「才能があるやつは羨ましい」と活躍する選手を羨んでいました。
そんな過去を持つ今の私だからこそ、「努力」について伝えられることがあると思っています。
最初に結論をお伝えすると「努力ができる」というのはスキル(技術)です。
- 「努力ができる」というのは後天的に伸ばせない
- 「努力ができる」というのは決まった能力で今後も変わることがない
決して、このようなものではありません。
「努力ができる」というスキルは、いつからでも伸ばすことができるんです。
そこで今回は「努力ができる」というのは“スキル”であるという内容を綴ります。
「努力ができる」というスキルはいつからでも伸ばせる
例えば、
- 車を運転するスキル
- 文字を綺麗に書くスキル
これらは“生まれた時から決まっている能力”でしょうか?
そんなはずはないですよね。
車を運転することも、文字を綺麗に書くことも、練習次第で上達させることができます。
実は「努力」にも全く同じことが言えるんです。
私がなぜ「努力ができるスキル」という表現をするのか?
それは他のことと同じように、「努力」も「練習次第で伸ばせる技術」だからなんです。
「努力ができる」のはもともとの性格だから…あいつはもともと真面目だから
このように、あたかも「持って生まれたもの」かのように語られがちです。
しかし、決して「努力ができる」というスキルは生まれ持ったものではなく、後天的に伸ばすことができるものなんです。
「努力ができるというスキル」を伸ばすために「小さな一歩」を決める
- 「もともとそういう性格だから」
- 「もともとこういう能力だから」
我々、人はどうしてもこういった言い訳をしてしまいがち。
しかし、練習次第でいつからでも「努力できるスキル」を獲得することはできるんです。
そのための具体的な方法として「小さな一歩を決める」のをおすすめしています。
いきなり大きく変えようとしたり、大きな一歩を踏み出すのはとても大変なことです。
最初はそれで良くても、それでは長くは続きません。
だからこそ、小さくとも一歩を踏み出し続けることが大切になります。
いつからでも「努力ができる自分」になれる
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
自分自身を裏切らない努力の姿勢が未来の結果として現れてくる
これは、日本将棋界のトップであり、国民栄誉賞も受賞している「羽生善治さん」の言葉です。
- 自分自身を裏切らない努力の姿勢を持つ
- 練習次第でそんな自分になれる
心の底からこのように思うことができたら、どんな素晴らしい変化があるでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^