【陸上メンタル】北口榛花選手から学ぶ、現在地を受け入れる大切さ
- 3歳から水泳を始める
- 小学校ではバドミントンで全国団体優勝
- 中学卒業まで競泳とバドミントンの二刀流
そんな幼い頃からスポーツに触れていた、やり投げ・北口榛花選手。
やり投げを始めたのは高校に入ってからでした。
そしてやり投げを始めて、わずか2ヶ月で北海道大会を優勝、翌年は高校総体優勝。
その後も成長し続け、2022年オレゴン世界選手権で日本の陸上女子フィールド種目で、オリンピック・世界選手権で史上初となる銅メダルを獲得。
そんな輝かしい結果を出し続けている、北口選手が「あること」を大切にしていました。
世界を舞台に活躍している、北口選手がどんなことを大切にしていたかを解説していきます。
【今はまだ発展途上】自分の現在地を客観的に見ることができるメンタル
日々アスリートのメンタルをサポートしている中で感じること。
それは「客観的に物事を見ることの大切さ」です。
自分を高めようと努力するからこそ、どうしても目の前のことに精一杯になりがちです。
- 自分の感情をコントロールできない…
- 感覚は悪くないのに、結果がついてこない…
その結果、自分の主観に偏ってしまい、上手く行かないと悩むアスリートを直接見てきました。
そのくらい「客観的に見ること」って大切なんです。
心理学では「メタ認知」とも言います。
では、もし「自分の現在地」を客観的に見ることができたら、どうでしょうか?
世界を舞台に大活躍している北口選手はこのように語っています。
“オリンピックが終わり自分は『金メダルを目指す』と言えるような位置にいなかったことを実感した”
“今はまだ、発展途上。だから焦らなくていい。”抜粋:https://www3.nhk.or.jp/news/special/athlete-words/article/article_323.html
https://www.rikujyokyogi.co.jp/archives/5645
この言葉からも、北口選手が「自分の現在地を客観視できていること」が感じ取れます。
では、「現在地を客観的に見ること」が、どう競技に繋がるのか?
この部分に関してお伝えしていきます。
地図があっても現在地が分からなければ目的地には辿り着けない
自分の現在地を客観的に見ることで、足りない部分を補うべく強豪国チェコ出身のコーチに連絡をとるという行動力も発揮していた北口選手
この「現在地を客観的に見る」ということを例えてみると…
- 目的地が明確だったとしても
- 目的地までの地図を持っていたとしても
「自分が今どこにいるのか」という現在地を知らなければ、目的地には辿り着けないですよね。
だからこそ「現在地を知ること」が重要なんです。
そのためにも自分を客観視することが大切になってきます。
- 自分の現在地を知る
- 目的地も明確になっている
もし、そんな自分になれたら、どんな良い変化が起こっていくでしょうか?
現在地を受け入れるには“認めたくない自分”とも向き合う必要がある
達成したい目標だけでなく「自分の現在地」を知り、受け入れることも重要
ということをお伝えしてきました。
目標をブラさない大切さは多くのアスリートが知っていることだと思います。
しかし「今の自分の現在地」を
- 素直な気持ちで
- 客観的に
受け入れることができてるアスリートはそんなに多くないと感じます。
そのくらい、目の前のことに精一杯になると“主観的になりやすい”んです。
見たくないものから目を背けて、自分にとって都合の良いことばかりに目を向けてしまうのが人間です。
そんな時にこそ「客観的に良い部分も嫌な部分も全て」見つめ直すことができたら、いかがでしょうか?
ぜひ客観的に見るためにも、「素直さ」を大切にしてみてください^^
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!