その日の調子に振り回されないためのメンタルの在り方
皆さんは「今日は調子が良いから結果も期待できるぞ!」そんな風に思ってはいませんか?
調子の良し悪し=結果の良し悪しではない
今日は調子が悪い…試合でのパフォーマンスが不安…
このような経験が一度くらいあると思います。
調子が悪いと、その後の結果まで悪いものになってしまうのではないか?
その日の調子次第で、その日の結果が決まったような気分になってしまう…
だからこそ、その日の調子が悪いと、試合に対して前向きな気持ちが持てなくなる。
このように考えてしまうアスリート達と実際に何度も相談を受けてきました。
- その日の調子が良い=GOOD
- その日の調子が悪い=BAD
そのくらい、“その日の調子”はアスリートのメンタルに影響を与えます。
そこで今回は、
「その日の調子に振り回されないためのメンタルの在り方」
について綴ります。
“調子の良し悪し=結果の良し悪しではない”
調子が良かったら、結果は出るのか?
そんなことはありませんよね。
スポーツにおいて相手がいる以上は、いくら自分の調子が良くとも、
それ以上に相手の調子が良いこともあります。
それと同じように、自分の調子が悪かったとしても、
それ以上に相手の調子が悪ければ、結果がついてくることもあります。
つまり必ずしも、
“調子の良し悪し=結果の良し悪しではない”ということ。
“調子”という曖昧なものに振り回されてしまうと、
試合でのパフォーマンスはどうなりそうでしょうか?
だからこそ、
「調子=結果ではない」
ということを心から理解しておきたいのです。
調子に振り回されないために“準備”に目を向ける
スポーツにおいて相手がいる以上、
試合の結果を100%コントロールできるわけではありません。
“調子次第で結果が変わる”というのは、
言い換えれば、“運任せ”のようなものです。
力を最大限発揮するためにも、運任せではなく、
自分でコントロールできる部分に目を向けていきたいのです。
自分でコントロールできる、かつパフォーマンスに大きく影響を与えるもの、
それが「準備」です。
- 相手の研究
- 体調管理
- 練習など
これらは大きな括りで言えば、すべて準備と言えます。
調子の良し悪しで結果を見るのではなく、
準備の良し悪しで結果を見て欲しいのです。
- 勝つために準備を徹底できたか?
- 持っている力を出し切るだけの準備ができたか?
自分の心にそう問いかけて欲しいのです。
そこでの改善点をクリアし続けていくことで、
調子に振り回されず、持っている力を発揮していくことに繋がります。
準備が徹底できていれば自ずと落ち着いたメンタルがついてくる
調子が良いから準備ができるわけではありません。
準備ができているからこそ、
調子は勝手に上がる、メンタルも自然と落ち着いていきます。
だからこそ、
まずは「どんな準備が必要なのか?」
というのを箇条書きで書き出してみることをオススメしてます^^
「調子が安定しない…」
というアスリートの方はぜひ参考にしてもらえると幸いです!