「努力ができる」というのは“スキル”である

2023年3月8日

皆さんは「才能・元々の能力」そんな言葉を使っていませんか?

「努力ができる」というのは才能ではなくスキル(技術)である

努力ができるという才能もあるんじゃないか

人は圧倒的なパフォーマンスを目にすると、どうしても「才能」や「持って生まれた能力」といった言葉を使いがちになります。

  • もともと人並み以上に努力できる人もいる
  • 努力ができるという才能を持っている
  • とんでもなく努力できるのは、才能なんじゃないか

私自身、運動能力は人並み以下、見た目にもコンプレックスがあり、いじめられた過去を持ちます。

現役時代は「才能があるやつは羨ましい」と活躍する選手を羨んでいました。

そんな過去を持つ今の私だからこそ、「努力」について伝えられることがあると思っています。

最初に結論をお伝えすると「努力ができる」というのはスキル(技術)です。

  • 「努力ができる」というのは後天的に伸ばせない
  • 「努力ができる」というのは決まった能力で今後も変わることがない

決して、このようなものではありません。

「努力ができる」というスキルは、いつからでも伸ばすことができるんです。

そこで今回は「努力ができる」というのは“スキル”であるという内容を綴ります。

「努力ができる」というスキルはいつからでも伸ばせる

例えば、

  • 車を運転するスキル
  • 文字を綺麗に書くスキル

これらは“生まれた時から決まっている能力”でしょうか?

そんなはずはないですよね。

車を運転することも、文字を綺麗に書くことも、練習次第で上達させることができます。

実は「努力」にも全く同じことが言えるんです。

私がなぜ「努力ができるスキル」という表現をするのか?

それは他のことと同じように、「努力」も「練習次第で伸ばせる技術」だからなんです。

「努力ができる」のはもともとの性格だから…あいつはもともと真面目だから

このように、あたかも「持って生まれたもの」かのように語られがちです。

しかし、決して「努力ができる」というスキルは生まれ持ったものではなく、後天的に伸ばすことができるものなんです。

「努力ができるというスキル」を伸ばすために「小さな一歩」を決める

  • 「もともとそういう性格だから」
  • 「もともとこういう能力だから」

我々、人はどうしてもこういった言い訳をしてしまいがち。

しかし、練習次第でいつからでも「努力できるスキル」を獲得することはできるんです。

そのための具体的な方法として「小さな一歩を決める」のをおすすめしています。

いきなり大きく変えようとしたり、大きな一歩を踏み出すのはとても大変なことです。

最初はそれで良くても、それでは長くは続きません。

だからこそ、小さくとも一歩を踏み出し続けることが大切になります。

いつからでも「努力ができる自分」になれる

最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。

自分自身を裏切らない努力の姿勢が未来の結果として現れてくる

これは、日本将棋界のトップであり、国民栄誉賞も受賞している「羽生善治さん」の言葉です。

  • 自分自身を裏切らない努力の姿勢を持つ
  • 練習次第でそんな自分になれる

心の底からこのように思うことができたら、どんな素晴らしい変化があるでしょうか?

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^

参考文献:やり抜く力 GRIT-人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける