結果を出すために使う言葉から見直す理由
皆さんは日々自分が使っている言葉についてどれくらい意識できてますか?
おはようございます☀︎
言い訳は成長とは真逆の存在です。
「だって、いや、でも」
自分自身を認められないのに現状と目標のギャップが埋まるわけがない。そのために「使う言葉を変える」ことが大切。
言葉は驚くほどに人の感情や行動に影響する。
そして言い訳がない人って気持ちがいいですよね!— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) June 1, 2021
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
結果を出すための行動は“使う言葉”で形成される
結果を出すために色々な行動をする
このように、結果を出すためにまず行動に目を向けることは多くの方が意識的にやっていることだと思います。
ただ、もし今この記事を読んでいる方で壁にぶつかっている人がいたとしたら、もう一段深く考えてみて欲しいのです。
そこで私がメンタルコーチとして重要視している考え方がこちらです。
私はメンタルコーチとしてサポートするとき、「Be/在り方」を重要視します。
上記の図にあるように、在り方が行動を形成し、行動が結果を生み出すからです。
そして、この在り方と“自分が日常的に使う言葉”には非常に密接な関わりがあるんです。
言い訳は成長から最も遠い存在
私は、言い訳は成長から最も遠い存在だと伝えています。
そもそも、どうして言い訳をしてしまうのかを考えてみると色んなことが見えてきます。
- 自分の間違いを認めたくない
- 失敗したと思われたくない
- 周りの評価を落としたくない
これが全てとは言いませんが、言い訳ばかりしてしまう人はこのようなケースが多いです。
つまり、言い訳ばかりしてしまう人の目的は「自分の力を証明すること」が目的となっているわけです。
だからこそ、間違いや失敗といった力の証明に反することを認められず、そういったことと向き合えないということ。
「もっと上手くなりたい!」
「できないこともできるようになりたい!」
このような向上心ではなく、あくまでも「できる自分だけを見て欲しい」という状態なので、失敗や間違いから学ぶことができなくなります。
つまり、成長できないということです。
このことからわかるように、「使う言葉と“在り方”は密接に関わっている」ということなんです。
“在り方”を変えるためにまず言葉を変える
求める結果を形成するのは行動であり、その行動を形成するのは“在り方”である、だからこそ“在り方”が結果を変える
求める結果を出すために“在り方”を変える必要が出てきます。
これは人によっては非常に簡単ではありません。
結果に固執し、言い訳ばかりしてしまう人ほど「人の性格や能力は努力では変わらない」という信念を持っていることが科学的にわかっています。
しかし、一方で「努力次第で人は変わることができる!」と信じている分野に関しては実際に変化が起きることも研究でわかっています。
これは人の脳に備わる「脳の可塑性」というものが関係しています。
●脳の可塑性とは
脳を構成する神経とそのネットワークは固定したものではなく、
自分とその周辺の状況・環境に応じて変化する能力のこと。
神経系が環境に応じて最適の処理システムを作り上げるために、
よく使われるニューロンの回路の処理効率を高め、使われない回路の効率を下げるという現象
この機能からわかるように、人の脳は良くも悪くも変化するということ。
つまり、使う言葉が変われば、行動のみならず、性格や“在り方”までもが変わるということです。
人は1日に“平均約10000語”ほどの単語を話すと言われています。
その10000語のうち、半分でも求める結果にふさわしい言葉を使うことができたら、どんな変化が起こるでしょうか?
求める結果にふさわしい言葉を使う
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから
これは、カトリック教会の修道女としてノーベル平和賞も受賞したマザー・テレサの言葉です。
- 言葉は行動になり、それが結果を生み出す
- 言葉を変えることで結果を変える
このように考えることができたら、どんな素晴らしい変化があるでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^