悩んだ時こそ「大変な方」を選ぶ理由
皆さんは、悩んだ時に「ラクな方」と「大変な方」どちらを選んでいますか?
【悩んだら大変な方を選ぶ】
人って本当にラクな道を選びがち。
だからこそ、悩む時こそ大変な道へ。
大変とは、「大きく変わる」と書く。
その経験が自分を成長させてくれる。
「楽しさ」はラクな道の先ではなく、
大変の先にこそ、「本当の楽しさ」が待ってる。— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) November 24, 2021
悩んだ時こそ大変な方を選ぶことが成長に繋がる
目の前に2つの選択肢、片方はラクな方、もう片方は大変な方…どちらを選ぶか…
皆さんなら、どちらを選びますか?
- 今、悩んでいる
- 絶対に叶えたい目標がある
もし、この2つに当てはまるのなら、
ぜひ勇気を持って「大変な方」を選んでほしいと思います。
人は、強い生き物ではありません。
現状を変えたり、新しいことにチャレンジすることに抵抗を感じやすいです。
だからこそ、
悩んだ時の選択が、この先の未来に影響するとしたらどうでしょうか?
そこで今回は、
「悩んだ時こそ“大変な方”を選ぶ理由」
について綴ります。
ラクをしたいのか、目標を達成したいのか?
そもそもの話になりますが、
- ラクをしたいのか
- 目標を達成したいのか
みなさんは、どちらでしょうか?
ラクをすることが目標であり目的であれば、
ラクな方を選ぶことは目標・目的にあった手段だと言えます。
しかし、もし目標を絶対に達成したい場合、
ラクな方を選ぶことは目標にあった手段だと言えるでしょうか?
そして、ラクな方を選んだ先に、
達成したい目標はどうなっているでしょうか?
「大変」を乗り越えた経験こそが成長に繋がる
悩みながらも、目標を絶対に達成したい。
そんな時こそ「大変なこと」を乗り越えた先に成長があると伝えています。
人には「コンフォートゾーン」というものが備わっています。
💡コンフォートゾーンとは
「快適な空間」を意味する。
心理学では、ストレスや不安が無く、
限りなく落ち着いた精神状態でいられる場所を指す。
コンフォートゾーンとは、言い換えれば「ラクなこと」とも言えます。
労力を必要とせず、自分にとって簡単なこと。
それが「ラクなこと」です。
つまり、ラクな方を選んでいる間は、
- 自分にとって簡単で
- できる範囲のことだけをやっている
こういった状態になります。
この状態のままだと、新たな学びや成長の機会はどうなっていくでしょうか?
もし、皆さんに絶対に達成したい目標があり、
- 今の自分の現在地
- 達成したい目標
この2つの差を考えた時、
ラクな方を選ぶことで、目標と現在の差はどうなっていくでしょうか?
大変な方を乗り越えるために「大変さ」を細分化しよう
確かに、大変な方を選ぶことで、
- 心へのストレス
- 体へのストレス
これらがかかることは間違いありません。
しかし、ストレスである“新たな刺激”が入らなければ、
今の状態から変わることもありません。
逆に、人は新しい刺激を受けるからこそ、変化し、適応できるとも言えます。
そのために「大変さを細分化する」ということを伝えています。
これを私は「小さな一歩を決める」と表現しています。
一度に大きく変えようとするから苦しくなってしまいます。
先ほどの図で言えば、「パニックゾーンの領域」です。
大変さを細分化し、できる限り小さくすることで、
負担を軽減しつつ、継続しやすくなります。
その積み重ねによって、
いつしか「大変」だったものが「当たり前」へとなっていきます。
悩んだ時に大変な方を選んだ先に「本当の楽しさ」がある
本当の楽しさの中にはいろんな感情が詰まっていると私は考えています。
- 楽しい
- 充実
- ワクワク
- ドキドキ
皆さん自身も過去に経験したことがあるかもしれませんが、
こういった感情は本気で取り組むからこそ得られるものもあります。
だからこそ、
悩んでいるときにこそ、「大変な方を選んでいった先」には
どんな素晴らしい変化が待っているでしょうか?
選択や決断に悩み、迷うアスリートの方にとって参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!