“素直さ”が圧倒的な成長に繋がる理由
皆さんは“素直さ”を持ててますか?自分の足りない部分と向き合えてますか?
「良薬は口に苦し」
という言葉があるように、自分が苛立ちを覚えたり、ムカつくことには自分の成長が隠れてる。
その感情と向き合うことができれば、もう一段階、ギアが上がるはず。
ムカつくことにとことん向き合っていこう。
そのために素直さが大事🧐
— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) March 1, 2021
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
素直さ=“不完全への認知”が成長を促す
今よりも成長したい!上手くなりたい!
このように考え、日々努力されていると思います。
一方で、「素直さ」を大切にできていますか?
「素直さ」は成長には必要不可欠であり、成長を促す大きな要素の一つでもあります。
そもそも「素直さ」とは?という話ですが、素直さの根源とは“不完全への認知”です。
“不完全への認知”とは?
「自分にはまだ知らないことがきっとある」
「自分はまだまだ足りない部分がある」
このような“自分が不完全である”という認知が
素直さというものの根源である。
だからこそ、ただ向上心を持っていることは素直さには直結しません。
向上心を持っているだけでなく「今の自分はまだまだ不完全だ」という状態をハッキリと認めることが重要なのです。
素直さに欠ける人は自分を正しく認知できていない
裏を返せば、「素直さに欠ける人」とは“自分の不完全さを認められていない”ということになります。
- 自分は今のままでも十分だ
- 自分に足りていないものは今の所ない
素直さに欠ける人は、無意識レベルでこのように思っているということです。
自分には話を聞く相手を選ぶだけの実力がある。
素直さに欠ける人が相手の言葉を受け入れられないのは、このように自身を評価しているからです。
こういった人ほど自分の現在地を正確に把握できていません。
このような現象を心理学では「ダニング・クルーガー効果」と言います。
ダニング・クルーガー効果とは
能力の低い人ほど自分の能力を過大評価してしまう現象。
現在の自分を正しく自己評価できないことから起こる
認知の歪みである。
自分を正しく自己評価できないからこそ、素直さを持てません。
自分の世界観の中でしか物事を考えられず、新たな発見もないため成長とは疎遠になります。
素直な人は“不完全な自分”を認められる
素直な人ほど“不完全な自分”を認められる状態にあります。
- “今は”弱くてもいい
- “今は”下手でもいい
このように思えているかどうかがポイントです。
ポイントは「今」という点。
今は不完全でも、それをこれから改善し、埋めていけばいいと思えているからこそ、自分の弱さを受け入れることができます。
だからこそ、素直に人の意見を聞き入れ、様々な世界観に触れることで新しい発見に繋がります。
こういった状態を「コーチャブル」と言います。
「コーチャブル」とは
現在の自分を見つめ、謙虚であること。
向上心を持ち、弱点と向き合えること。
やり抜く覚悟を持ち、コーチングを受ける準備ができていること。
素直な人な同時にコーチャブルでもあるので、話を聞く人間を選びません。
- まず話を聞く
- とりあえずやってみる
- その結果を自分で考え行動を起こせる
とりあえずやってみて違ったのであれば取り入れないという選択でOKです。
大切なのは「ただ鵜呑みにせず自分で考え試す」ということです。
成功ではなく成長にこだわることで素直さは生まれる
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
結果にこだわるな、成功にこだわるな、成長にこだわれ
これは元日本代表選手であり、5つの地域でプレーし世界的に活躍した本田圭佑選手の言葉です。
- 成長の先に結果がある
- 成長の先に成功がある
- その土台が素直さである
このように考えることができたら、どんな素晴らしい変化があるでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^