感動体験こそが「チャレンジ精神」を育てる理由【心を揺さぶるものに出会おう!】
チャレンジできない自分が嫌だ…チャレンジ精神を手にいれるにはどうすればいいんだろう…?
このような悩みを解決に導いていきます。
「チャレンジ精神を持てるようになりたい」
日々、目標のために生きる上でチャレンジ精神ってとても大切ですよね。
ですが一方で今までやったことのないことや新しいことにチャレンジすることは怖くもあります。
私自身、過去にいじめを受けたことで高校生になるまでは本当にチャレンジができない人間でした。
「どうせ失敗する」
「怖くて一歩踏み出せない…」
こんな風に思っていました。
そこで今回はチャレンジ精神を手に入れるために必要な「感動体験がチャレンジ精神を育てる理由」を解説していきます。
「つらいな…」
「苦しいな…」そんなときほど自分に問いかけてみて欲しいです。
「この苦しさの先にどんな自分が待っているか?」
もしさらに成長した自分をイメージできたなら、まだ、頑張れる。
— 石井タイキ@背中押し屋 (@senaka_push) April 28, 2019
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこのサイトや各種SNSでも
「「結果にふさわしいメンタルをデザインする」」をコンセプトに情報を日々発信しています。
チャレンジ精神を手に入れて積極的になりたい…!
こんな風に感じていたらぜひ最後までじっくりご覧いただけますと幸いですm(_ _)m
感動体験によるチャレンジ精神を育てる2つの要因
実はチャレンジ精神は育てることができます。
子供でも大人でも関係ありません。
”今からでも”チャレンジ精神を手に入れることはできるのです。
チャレンジ精神を育てるために重要な要因が下の2つになります。
- 成功経験による感動体験
- 社会的なモデリング経験
パッと見ただけだとイマイチしっくりこないですよね。
ではこの2つの要因をわかりやすく解説していきます。
成功経験による感動体験
とてもシンプルに言うと…
- 今までできなかったことができた
- とても頑張ってあることを成功させた
このような自分にとっての「成功経験」が心を揺さぶり、感動体験となることで自己意識へポジティブな影響を及ぼすということです。
この感動体験に年齢は関係なく、子供でも大人でも「成功経験」を積むことでチャレンジ精神を育てることができるというところがポイントです。
むしろ…
この年齢になってもまだできるじゃないか…!
という意味では、大人の方が体感としての感動が大きいかもしれませんね!
社会的なモデリング経験
小難しいので、とてもわかりやすくシンプルにすると…
- 友人が頑張っているのを見た
- 自分と似た境遇の人が成果を出しているのを見た
このような「自分が近くに感じる存在」が努力している姿やその努力を実らせる姿に心を揺さぶられ、感動体験となることで自己意識へポジティブな影響を及ぼすということです。
上記と同じように、この感動体験にも年齢は関係なく、大人から子供まで「自分が近くに感じる存在」からの刺激でチャレンジ精神を育てることができるということです。
むしろ…
自分と同じ年齢でもこれだけ頑張っている人もいるんだ!負けてられない!
という意味では、大人の方が体感としての感動としての刺激が大きいかもしれませんね!
「チャレンジ精神」を手に入れるにおいて「自己効力感」が重要
チャレンジ精神を育てる重要な2つの要因について説明してきました。
実は、厳密に言うと…
「上記の2つの要因=チャレンジ精神が向上する」では無いのです。
チャレンジ精神を手に入れるにおいて、「自己効力感」というものが重要になってきます。
つまり、「自己効力感」が上記の2つの要因によって高まることでチャレンジ精神が向上する、ということなのです。
さらに詳しく解説をしていきます。
自己効力感とは「自分の可能性を信じるチカラ」
自己効力感とは…
「ある状況において必要な行動を効果的に遂行できるかどうかという自身の行動に対する認知」
……小難しいですね。笑
とても簡単に言うと、「自分の可能性を信じるチカラ」です。
あなたの周りにもいませんか?
- やったことがないことに対しても自信がある人
- 何事にも堂々と立ち振る舞える人
このような人は「自己効力感が高い」と言えます。
「自分には無理かも…」という人はチャレンジしない
それでは自己効力感とチャレンジ精神との関連性を説明していきます。
やったことがないけど、どうにかなると思う!なんかできる気がするし
という人は「自己効力感が高い」ということはお伝えしましたね。
では、逆に…
いや…やったことないし無理でしょ…できないって
という人は「自己効力感が低い」と言えます。
では、あなたにお聞きします。
「いや…やったことないし無理でしょ…できないって」
という人はチャレンジ精神が強いと思いますか?
答えるまでもないと思います。
だからこそ、自己効力感とチャレンジ精神は強く紐づいています。
心を揺さぶる体験こそがチャレンジ精神を育てる
今まで説明を聞いて理解してもらったように、心を揺さぶる感動こそがチャレンジ精神を育てます。
年齢によってどのような効果の違いがあるかを説明していきます。
子供より大人の方が効果は高い
感動体験によるチャレンジ精神(自己効力感)の向上は、「大人の方が効果が高い」と考えています。
理由は2つあります。
- 「感動」への定義の幅の広さ
- 自分の感情への理解度の問題
まず、「感動」への定義の幅の広さですが大人ほど社会・世間のしがらみに縛られています。
そういった先入観によって子供より行動が制限されている可能性が高いです。
(例)
年齢的に厳しい
今からやっても遅すぎる
だからこそ、子供より感動に触れたときのインパクトが大きいからです。
自分の感情への理解度の問題に関しては、子供は大人に比べて自分の感情の表現がまだ乏しいです。
だからこそ、感動体験に対して「心が揺さぶられている」というのを自分自身で認識する能力が大人の方が高いからです。
この2点から、子供より大人の方が感動体験によるチャレンジ精神が向上する効果が高いと考えます。
子供の今後の人生への影響は計り知れない
上記でも説明しましたが、その場の効果としては子供より大人の方が高いかもしれません。
しかし、子供の今後の人生における「行動指針」への影響がとても強いため、子供の時の感動体験の重要性は言うまでもないですよね。
- チャレンジ精神旺盛な子供
- チャレンジしない子供
あなたはどんな子供に育って欲しいと願うでしょうか?
特に子供と多く接する「指導者」の方はとても使える知識なのでぜひ有効活用していただきたいと思います。
チャレンジ精神を育てるとは「未来を作ること」
チャレンジ精神を育てることは、「未来を作ること」だと思っています。
誰もが自分の求める未来に向かって日々、積み重ねる。
その中で、やったことがないことや新しいことに挑戦しないといけない場面もあるでしょう。
そこで…
- 飛び込むか
- その場に留まるか
こういった選択はその後の未来において少なからず影響すると思います。
この記事を読んだことで「チャレンジする重要性」に気付いていただけたら幸いです。