不安で行動できない自分と向き合うための3つの方法

2021年12月9日

不安で行動できない自分と向き合うための3つの方法を解説

どうしても不安になってしまって行動できない…どうしたら不安がなくなるだろう?

こんな悩みを解決に導きます。

💡この記事の内容💡

  • 不安で行動できない自分との向き合うための3つの方法
  • 不安で行動できない自分を変えるためにまずやること

スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNS「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^

メンタルコーチとして活動する中でとても多い相談の一つとして、「不安で行動できない」というものがあります。

本当は行動したい…でも不安が大きくて結局行動できない…そんな自分が嫌だ…。

私自身、過去にいじめを経験し「自分は何もできない人間」だと思い込んでいました。

だからこそ、不安で行動できない気持ちがわかります。

なので今回は「不安で行動できない自分と向き合う3つの方法」と「そんな自分を変えるためにまずやること」を、とてもわかりやすく解説していきます。

不安で行動できない自分を変えたい…!

という方はぜひ最後までご覧下さい。

不安で行動できない自分と向き合う3つの方法

簡単にまとめると、このような内容です。

  1. 「どうしたら〜できるか?」と問う
  2. 不安と希望の2択どちらを選ぶか?
  3. 思い込み(セルフイメージ)の解放

この3つを順を追って分かりやすく解説していきます。

実のところ、「不安で行動できない」というのは人間の生理機能として正常に働いている証拠なのです。

人には「ホメオスタシス(恒常性維持機能)」という生理機能が備わっています。

これは「生きるために常に一定の状態を保とうとする機能」のことで、体温が高くなると汗を出して体温が下げるように、寒くて体温が下がったときにガクガク身体を震わせることで体温を上げようとするように、一定の状態を保とうとする機能です。

これはメンタルにも同じことが言えます。

  • 不安を抱く=一定の状態ではない
  • 行動ができない=一定の状態に戻ろうとしている

ということなのです。

ではどうすれば、このホメオスタシスをかいくぐり、自分と向き合うことができるのでしょうか?

わかりやすく3つの方法を解説していきます。

「どうしたら安心して行動できるか?」をひたすら問い続けていく

不安で行動できない人に多いケースがあります。

行動できない自分はダメだ!不安をなくすにはどうしたらいいのか?

このように自分に問いかける人が非常に多いです。

実はこの問いかけはあなたのパフォーマンスを下げている可能性があります。

なぜなら「ネガティブな問いかけ」だからです。

意識して欲しいのは「ポジティブな問いかけ」です。

具体例💡

  • どうすれば安心して行動できるようになるか?(○)
  • どうすれば不安を取り除いて行動できるか?(×)

人はどうしても不安に目がいってしまいがちです。

だからこそ問いかけの中からネガティブな要素を外すことが大切です。

ここで大切なのは「あなたが今ネガティブな状態でもいい」ということです。

前向きな気持ちでなくても全く問題ありません。

ただ、必ず「ポジティブな問いかけ」を意識して下さい。

ポジティブな問いかけに関してさらに詳しくわかりやすくまとめている記事がありますのでぜひ読んでみて下さい。

不安と希望の2択から不安を選んでいるという自覚を持つ

人は生きる上で必ず日々選択を迫られます。

今日どちらの服を着ていくかという小さな選択から、人生を分かれ目とも言える大きな選択まで大なり小なり人は選択を強いられます。

あなたは気付いているでしょうか?

  • 不安が大きいから行動しない
  • 行動した先に見える希望が大きいから行動する

この2択において前者を選んでいるので今、「行動できない」という結果になっているということに。

つまり、目の前にある結果は全てあなたの選択によって作られているのです。

この事実に気付いたことで落ち込む必要はありません。

なぜなら、自分の選択でマイナスな結果が出るならば、自分の選択次第でプラスの結果を出すこともできるからです。

まずはそのスタートラインとして、自分の選択が目の前の結果を作るという自覚を持つことが大切です。

そうすることで、目の前の選択を大切にできるようになります。

思い込み(セルフイメージ)を解放する

人はみんな思い込みを持って生きています。

不安で行動できない…

この状態が冒頭でもお伝えしたホメオスタシスが働いた正常な状態なのは、「不安があると行動できない」という思い込みを持っているからです。

あなたの無意識にあるそういった思い込みがあなたの中での「正常」なので、

不安があるけど…やってみよう…!

と思い立っても、この状態こそが「異常」と判断され行動にブレーキがかかります。

つまり、自分の行動にブレーキをかけている思い込みを特定し手放すことで、アクセル全開で行動できるようになります。

もし、あなたが「挑戦が楽しい」という思い込みを持っていたらどういった行動ができると思いますか?

思い込み(セルフイメージ)について下記の記事でかなり分かりやすく解説しているのでぜひ合わせて読んでみて下さい。

不安で行動できない自分を変えるためにまずやること

今まで不安で行動できない自分と向き合う方法をお伝えしてきました。

ここでは「不安で行動できない自分を変えるためにまずやること」をお伝えしていきます。

不安ばかりに目を向けて行動できない自分を変えたい…!

という方はぜひ試して欲しい内容になっています。

新たな気付きを得ることで、今まで思ってもみなかった自分に出会えるキッカケになるかもしれません。

自分に素直になって「どうなりたいのか」を考える

まず、あなたは「不安に縛られることなく行動した先」をイメージできていますか?

これはかなり意外だと言われることですが、

不安で行動できない…行動できるようになりたい…!

こういった人で「行動した先のビジョンが不明確」な方が少なくないです。

だからこそ、自分に素直になって「どうなりたいのか?」を突き詰めていくことで目的地が決まります。

あとは目的地へと伸びるいくつかある道の中から自分が進みたい道を選び、進んでいくだけです。

そのために「今から」できる小さな一歩を考える

そして一番大切なことは、そのために「今から」できる小さな一歩を考え実行することです。

あなたが自分に素直になることで見えた「なりたい何か」になるために「今から」できることを考えてみて下さい。

とても小さなことで構いません。

  1. なりたい何か(目的地)を決める
  2. どうすれば到達できるか(どの道を進むか)を考える
  3. 「今から」できる小さな一歩を考え実行する

その小さな一歩の積み重ねがいつか大きなところへ行く一番の近道だとしたらどうでしょうか?

まとめ

私自身、過去にいじめを経験し「無力な自分は何をしても無駄」と思い込んでいました。

そんな私も今ではありがたいことに人をサポートさせて頂いています。

だからこそ、あなたは変われます。

変わる可能性をすでに持っています。

その可能性を活かすも殺すもあなた次第です。

この記事を読んだことで自分自身と向き合うキッカケになれば幸いです。