「メンタルが弱い」ってどういう状態なの?【具体例付きで解説】
「メンタルが弱い」ってよく言うけど、具体的にどういう状態なの?
こんな疑問に答えていきます。
- 「メンタルが弱い」とはどんな状態なのか解説
- 「メンタルが弱い状態」を受け入れることで得られる2つのメリット
日常などでもよく使われる「メンタルが弱い」という言葉。
あなたも一度は使ったことがあると思います。
もちろん私も使ったことがある言葉なのですが、具体的にどのような状態なのか知っていますか?
よく使う言葉ではありますが、明確に「どんな状態か」まで追求することはほとんど無いですよね。
しかし、「メンタルが弱い状態」を知ることは自己理解する上でとても大切なことです。
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこのサイトや各種SNSでも「「結果にふさわしいメンタルをデザインする」」をコンセプトに情報を日々発信しています。
今回は、「メンタルが弱い状態」とはどんな状態なのか、そしてそれを知る2つのメリットを解説していきます。
自分を変えたい!
少しでもこんな風に思っているのなら、ぜひ最後まで読んでみて下さい。
「メンタルが弱い状態」とは行動に何らかのブレーキがかかっている状態
結論から言うと、「メンタルが弱い状態」というのは思い込みが原因で「行動にブレーキがかかっている状態」のことです。
- 達成したい目標がある
- そのために行動を起こす
- 目標を達成する
この3つの流れの中で、②で「思い込み」というブレーキがかかって行動を起こせない。
それこそが「メンタルが弱い状態」です。
とはいえ…
思い込み?なにそれ?
って感じだと思うので、とてもわかりやすく具体例をあげながら説明していきます。
私自身、Twitterや当ブログで頻繁に使っている「思い込み」という言葉についての詳しい意味については下記の記事でガッツリ解説していますので、合わせて読んでもらうとさらに理解が深まるのでぜひどうぞ。
(例1)人は簡単に嘘をつく
人は簡単に嘘をつくんだ…!
ここには思い込みが隠れている可能性がかなり大きいです。
「人は簡単に嘘をつく」という思い込みを持っていると、どんな行動に出ると思いますか?
おそらく「人を信用しない」ですよね。
そうすると、人に頼ったり人に任せたりする行動にブレーキがかかり始めるのです。
結果的に自分で全て抱え込むことになり、潰れていってしまう可能性もあります。
(例2)挑戦してもどうせ失敗する
挑戦したってどうせ失敗するんだ…
ここにも思い込みは隠れています。
「挑戦してもどうせ失敗する」という思い込みを持っていると、どんな行動に出るでしょうか?
おそらく「失敗することが怖いので挑戦しない」ですよね。
そうすると、新しくやってみたいことをやろうとする行動にブレーキがかかり始めるということです。
結果的に挑戦を乗り越える経験が著しく少なくなるので、壁にぶつかった時に乗り越え方がわからずに、諦めグセがついてしまう可能性もあります。
「メンタルが弱い状態」を受け入れることで得られる2つのメリット
「メンタルが弱い状態」=「行動に何らかのブレーキがかかっている状態」というのを説明してきました。
それを踏まえた上で、「メンタルが弱い状態」を受け入れる2つのメリットをお伝えしていきます。
この2つのメリットを活用することで、今の自分に変化を起こすキッカケに繋がります。
メンタルにも調子の波があると考えられる
人には常に調子の波がありますよね。
メンタルにも同じように波があります。
- 調子の良い波を作ろうとする(×)
- 調子の悪い波が過ぎるのを待ち、良い波がきたらすぐ乗れるように準備しておく(○)
海の波はコントロールできませんよね?
しかし、大きな波を乗りこなすための準備は今のあなたにもできることです。
コントロールできないことに悩むより、「自分は今何ができるか」を考える方がずっとプラスになります。
今は「メンタルが弱っている状態」なんだな
自分で現状を受け入れることができれば、今は苦しくとも、必ず調子の波が来ると信じて自分のやるべきことに集中できるようになります。
自分の現在地を知ることができる
「メンタルが弱い状態」を自分で受け入れることで、「自分の現在地」を知ることができます。
現在地を知ることで…
- 目標までの距離を逆算できる
- 目標に到達するための道のりを明確にできる
- 目標までの道をどうやって進むかを考えることができる
このようにやるべきことがハッキリします。
ゴールが決まっていても現在地が分からなければ、どのくらいの距離でどうやって進むかも決まらないですよね?
やるべきことがハッキリすれば、できるだけ道に迷うことなく目標へ向かうことができます。
まとめ
「メンタルが弱い状態」とは、「行動にブレーキがかかっている状態」なのです。
つまり、行動にブレーキをかけている原因を特定し、解放することでアクセルを踏むことができるようになります。
そのために、まずは自分に素直になり「メンタルが弱い状態」を受け入れることが大切です。
この記事を読むことで、「メンタルの弱い状態を受け入れる」キッカケになって頂ければ幸いです。
下記の記事で「メンタルが弱い」という感情について順序立てて解説しているので、合わせて読むのがベストです。