求める結果を出すために“習慣”を見直すコツとは
皆さんは「結果を出したい!」そのためにどんな工夫や努力をしていますか?
「起こった結果」で成長を感じるのは諸刃の剣。
「積み重ねてきた行動」で成長を感じよう。良くも悪くも積み重ねてきた行動以上の結果にはならない。
— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) April 14, 2021
求める結果を出すために習慣を見直そう
結果を出すために努力しよう!
確かに求める結果を出すために努力することはとても大切なことです。
ただ、それだけでは不十分だと、様々なアスリートを見ていて痛感させられます。
努力の量だけでなく、努力の質を高めることで、求める結果により繋がっていきます。
そのために「習慣を見直す」ということをオススメしています。
- 本番までにどんな過ごし方をしてきたか?
- 本番で力を発揮するためにどんな気持ちで取り組んできたか?
こういった今までの習慣を振り返りたいのです。
ただ、習慣の見直し方にはコツがあります。
そこで今回は、
「求める結果を出すために“習慣”を見直す時のコツ」
について綴ります。
習慣の見直し方を間違えると習慣は直らない
まずお伝えしたいのは、
「習慣の見直し方を間違えると習慣は直らない」
ということです。
この習慣を見直して、もっと〜したら、さらに良くなるぞ!
多くの人がこのように決意して行動しても、
習慣の見直し方が間違っていると、大きなストレスがかかります。
それによって習慣を書き換えようとする努力が続かず、
結局、元に戻ってしまうというパターンが非常に多いです。
(多くの方が経験したことがあると思います…泣)
今の習慣がどんな役割を果たしているか?を知る
では、どんな見直し方が必要なのか?
それが、
「今の習慣がどんな役割を果たしているか?を知る」
というものです。
人の“習慣”とは、いわば「思考・行動の集合体」です。
そこには必ず何かしらの「役割」が存在しています。
その役割を果たす別の習慣を用意してあげれば、自然と新しい習慣に切り替わっていきます。
- 見直したい習慣がどんな役割を果たしているか知る
- その役割を果たす別の習慣を見つける
- 新しい習慣に切り替わる
こういった流れです。
赤ちゃんの発育発達で考えると非常にわかりやすいです。
赤ちゃんは最初歩くことができず、ハイハイによって動き回ります。
しかし、赤ちゃんはハイハイを習慣だとは思っていません。
歩く方が簡単で、移動に適してるなと発育発達の過程で学んだ結果、
ハイハイすることをやめるだけなのです。
だからこそ、ストレスを感じつつ習慣を書き換えるよりも、
代わりの習慣を用意し、流れで切り替わっていく方が自然なのです。
求める結果を出すために“自分をとにかく知ること”
求める結果を出すためには、習慣を見直すこと。
そして習慣を見直すためには、自分を知る必要があります。
スポーツメンタルコーチとして様々なアスリートと接しているからこそ感じることは、
- 〜すれば結果が出る
- 〜したら習慣が改善される
そんな方法はないということです。
だからこそ、人それぞれ自分に合った方法が必要になってきます。
そのために、「自分を知る」という作業がとても大切になってきます。
「習慣を改善して求める結果を出したい…!」
というアスリートの方はぜひ参考にしてもらえると幸いです!
習慣を見直し、より良いものに変えるために、
まずは「この習慣にはどんな役割があるか?」を
ぜひ考えてみてください^^