判断をやめることが無意識の力を引き出す
皆さんはどんな出来事も「判断」してしまっていませんか?
人は価値観によって行動が変化していく。
・好きなものを選ぶ
・嫌いなものを避けるポイントなのは、やったことも触れたこともないのに
「良さそう」
「悪そう」
このように判断するクセが人にはある。これを“先入観”と呼ぶ🧐
— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) January 11, 2021
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこの当サイトや各種SNSで
「結果にふさわしいメンタルをデザインする」をコンセプトに情報を日々発信しています^^
判断をやめることが無意識を引き出す第一歩
○○じゃない…!もっと〜しないと!
練習中、このように考えながらプレーしていませんか?
- 自分の課題を明確にする
- それを意識して練習に取り組む
確かにこのように意識して練習に取り組むことは非常に大切です。
しかし、自分の行動を「過度に判断しすぎる」ことは無意識を鈍らせ、パフォーマンス低下に繋がりかねません。
人は起こる出来事に意味づけをしたがる生き物
そもそも、人は起こる出来事に意味づけをしたがる生き物です。
- 雨が降る=どんよりした気分になる
- 晴れが続く=気分が上がる
わかりやすく例えると、このように無意識に人は起こる出来事に意味づけをしています。
しかし、そもそも起こる出来事に本来、意味はあるのでしょうか?
そもそも本来意味がないものを判断するのは、過去にその出来事に何らかの感情を抱いたからです。
自分の経験則からくるものならば、次も必ずそうなると言えるでしょうか?
だからこそ、起こる出来事に意味はついていないと考えることで、無駄な判断グセを抑えることができます。
判断をやめることで本当の意味で集中できる
人が判断しようとするときは、ほぼ間違いなく「選択肢に迷っている状態」です。
この迷ってしまう状態になるからこそ、
○○になったらどうしよう…△△になるかもしれない…
このように、“今この瞬間”ではない「過去・未来」に心が囚われてしまいます。
判断をやめると、目の前の出来事に「良い・悪い」のラベルを貼る必要がなくなります。
つまり、目の前の出来事を「ありのまま感じる」ことができるようになります。
自分の感情をありのまま感じ、受け入れることができたらどんな素晴らしい変化が起こるでしょうか?
判断した後悔を嘆くより振り返って改善することが大切
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
自分が言ったこと、書いたこと、振り返って
ああすれば良かったな、こうした方が良かったな、それが大事なんですよ。
これは、10年連続200本安打、日米通算4257安打を記録しプロ野球における通算最多安打の世界記録としてギネスにも認定されたイチロー選手の言葉です。
- 後悔しながらも成長していけばいい
- 振り返ることで自分を磨いていくこと
このように考え行動できたとしたら、皆さんにどんな素晴らしい変化があるでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^