目先のことに囚われてしまうと結果が遠のく理由
皆さんは結果を出したいがあまり、「目先のこと」に囚われていませんか?
結果を焦るほど色々やりたがる。
結果を焦るほど目先の事に囚われる。
結果を焦るほど結果は遠のく。
だから結果よりも、過程を大切にする。
「求める結果が出て、当たり前だよね」
そう言い切れる過程を積み重ねる🧐
— 石井タイキ/スポーツメンタルコーチ (@senaka_push) February 27, 2021
結果を焦り目先のことに囚われるほど結果が遠のく
どうしても早く結果を出したい…!
本気だからこそ、頑張っている時こそ、こんな風に思う瞬間があると思います。
私自身、現役時代は目先の結果しか見えていませんでした。
だからこそ、本来の目標を見失い、チーム内でも孤立し、人間関係が原因で競技をやめる寸前の状態にまで陥りました。
- 「とりあえずここで結果を出しておきたい…!」
- 「この辺で結果を出しておかないとまずい…」
追い込まれ、焦りが出てくるとこういう思考にも陥りがちです。
そういった状態こそ「目先の結果に囚われている状態」と言えます。
しかし、目先の結果に囚われていては、結果は遠のいてしまいます。
実際にそんな選手を見てきました。
とある競技でプロ選手として活躍するアスリートです。
「この試合の結果次第で、より高いステージに挑戦できる」
そんな重要な試合を控えていました。
なかなか勝てない時期を過ごしてきたからこそ、
「絶対に勝ちたい!ここで結果を出したい!」
その思いの強さゆえに、
- 緊張で頭が真っ白に
- 普段ならやらないようなミスをしてしまった
結果に囚われてしまい、予選敗退…。
そんな選手を実際に間近で見ているからこそ分かることがあります。
そこで今回は「目先のことに囚われてしまうと結果が遠のく理由」という内容を綴ります。
目先のことに囚われると「準備不足」が起きる
どうしても早く結果を出したい…!
結果を焦れば焦るほど、目先のことに囚われてしまいます。
目先のことに囚われてしまうと、「色々やりたがる/色々変えようとする」としがちです。
なぜなら、今の方法で結果が出せるか不安なので「絶対に結果が出せる方法」という“まぼろし”を無意識に探してしまうからです。
そのため、コロコロ変えてしまうので「一貫した準備ができず本番を迎える」ということになります。
その結果、練習でやったことのないことを本番でやろうとしてしまいます。
- 対戦相手のいる不確定な勝負の世界
- 本番という極限状態
そんな状況の中で、練習でやっていないことが通用するでしょうか?
つまり良くも悪くも、「準備にふさわしい内容が結果に表れる」ということなのです。
そもそも人は短期的思考に陥りやすい
「明日の百より今日の五十」といったことわざがあるように、
そもそも人は、目先の結果や利益に非常に囚われやすいです。
つまり、達成したい将来の目標よりも、
目先にある美味しい話に乗っかりやすいということです。
そもそも目先のことに囚われやすいのが我々人間です。
- 目標への考え方
- 正しい目標設定の仕方
だからこそ、これらを正しく理解して実践することが本当に大切になってきます。
目先のことではなく「心から達成したい目標」を見据える
最後にある言葉をご紹介して終わりたいと思います。
コツコツと一つ一つ上がってきた。
だからこそ、試合で自信を持って勝負できる。
これは、2021年ワールドカップ最終予選にて4試合連続ゴールを記録し、本大会出場に大きく貢献した、サッカー日本代表の「伊東純也さん」の言葉です。
- コツコツ積み上げてきたものを大切にする
- どこを目指して積み上げてきたのかを振り返る
心の底からこのように考えることができたら、どんな素晴らしい成長があるでしょうか?
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました^^