「メンタルの弱さ」を克服する3つの質問とは
自分のメンタルの弱さをどうにかしたい…メンタルの弱さを克服する方法が知りたい…
こんな悩みを解決に導きます。
- メンタルが弱いと思っている自分を克服するための方法
- 克服するために大切な考え方
今回は前回の記事でも予告したとおり、メンタルが弱いと思っている自分を克服する方法についてお伝えしていきます。
この記事を読むことで新たな気付きを獲得し、あなたが自分を見つめなおしメンタルと向き合うキッカケになれれば嬉しいです。
メンタルが弱いと思っている自分を克服する3つの質問
私の行う「メンタルコーチング」とは
本人の求める幸せのために気付きを提供し結果に相応しい人に導く。
というものです。
だからこそ「質問」をとても大切にしています。
よりフラットな目線で、より素直に、自身に問いかけることが重要だと考えています。
それではメンタルが弱いと思っている自分を克服するための3つの質問をとても分かりやすく説明していきますね。
「自分が一番何にワクワクするか?」を知ろう
自分が何に興味があって、どんなことにワクワクするのかを明確に把握しておくことはとても大切です。
ワクワクすること?それがどうして大切なの?
そんな疑問を抱く人もいるかと思います。
実は人はワクワクすることをイメージしたり、行動に起こすとドーパミンというホルモンが放出されます。
このドーパミンは「脳内麻薬」「やる気のもと」と言われる快感物質です。
つまり、
- ワクワクすることを追求する
- ドーパミンが放出される
- やる気がどんどん出て努力を努力と思わなくなる
- パフォーマンスが上がり結果に繋がりやすくなる
というプラスの循環を作り出すことができます。
これは科学的にも証明されています。
大舞台でプレッシャーをものともせず結果を出すプロアスリートたちで言う「ゾーン」「フロー」というものがこれに当たります。
つまり結果を出している人々は何より目の前のことを楽しんでいるってことですね。
「できない所探し」より「どうしたらできるか?」を考えよう
人はほとんどの人が「ポジティブ」よりも「ネガティブ」に引っ張られがちです。
ネガティブに考えちゃダメだ!ポジティブ、ポジティブ!
このように考えて、無理やりポジティブシンキングをする人がいます。
もちろん、良いことではあるんですがこの方法には向き不向きがあるんです。
本当に辛いときってどうあがいてもポジティブに考えることができず、考えようとすればするほどポジティブになれない自分はダメだと考えてしまいますよね。
そこでお伝えしたいのが「ポジティブアスキング」というものです。
- 脚が遅い→どうしたら脚が速くなるか?
- 営業が苦手→どうしたら営業が上手くなるか?
このようにネガティブな部分を「どうしたらできるか」と自身に問いかける手法です。
100%ポジティブである必要はなく、どちらかと言うと「どうすればポジティブになれるか?」と考えることが大切です。
「ネガティブの中にどんなポジティブが隠れているか?」を探そう
あぁ…傘持ってくるの忘れた…最悪だ…
誰しも経験したことのあるシチュエーションですよね。
このときにただのマイナスな出来事として処理するのか、少しでもプラスな側面を探すのかでメンタルに大きな差があります。
どんなネガティブにもポジティブは隠れています。
多くの人がその隠れたポジティブを見つけられていないだけなんです。
圧倒的に結果を出している人はほとんどの方々が無意識にやっていますね。
これは「リフレーミング」という手法です。
別記事でとっても詳しく解説しています。
メンタルが弱いと思っている自分をどうして克服したいのかを明確にすることが大切
私はメンタルが弱いんです…だから克服したいんです!
メンタルコーチとして活動している中でこのような方から相談を受けることが多くあります。
その度に私は
「どうしてそう思うんですか?」
と聞きます。
なぜなら自分で「どうして克服したいのか」と明確に把握することが重要だからです。
こちらに関しても分かりやすく説明していきます。
動機付けによるパワー
人は何かをやる時に
「どうしてそれを達成したいのか」
という気持ちによってそこに注げるエネルギーに差が出ます。
分かりやすく例えると
- なんとなくやりたいから
→エネルギーが小さい - 自分の将来の夢でありこれを叶えて〜したい
→エネルギーが大きい
なんとなくやりたいという理由で追い込まれた時、おそらくその人は「頑張る理由を見出せない」だろうと思います。
なぜならやりたい理由が「なんとなく」だからです。
このように自分と素直に向き合って気持ちを明確化することが自分を奮い立たせることに繋がります。
メンタルに強い・弱いの概念は無い
これは賛否両論あるかと思いますが、私はこの表現をあまり好まないです。
(そんなこと言いつつタイトルに「弱い」って入ってるのをお許し下さい…)
それはなぜかと言うと、「強い・弱い」という二極化させると苦しいからです。
自分ってメンタル強くはないな…てことは弱い…?
これって苦しくないですか?
白と黒があるなら、グレーがあってもいいしブルーやイエローがあっていいんです。
だからこそ私はメンタルは鍛えるものではなく、「育てるもの」だと発信しています。
まとめ
私もとても弱い人間でした。
このまま弱い自分のまま過ごしていくんだなと思っていた私でも変わることができました。
おそらくこの記事を読んでいる方は「自分の弱さを克服したい」と思っている人が多いと思います。
ですが気付いていますか?
「今の自分から変わりたい」と思っている人はメンタルが弱いと思い込んでいるだけで、実は強い人ということに。
私がここで話した内容もすべての人に当てはまるわけではなく、あくまで一例にすぎません。
この世に明確な答えがあることの方が少ないし、ましてや価値観やメンタルにおいて人の数だけ答えがあると思っています。
冒頭の方でもお伝えしましたが、私の行うコーチングは
- 強くなる方法を教える人
→(×) - 相手を導く・変わるお手伝いをする人
→(○)
だからこそ、この記事がキッカケで自分を見つめなおす機会になればとても嬉しいです。
下記の記事で「メンタルが弱い」という感情について順序立てて解説しているので、合わせて読むのがベストです。