【アドラー心理学から学ぶ】なりたい自分になるための意思決定とは?
こんなはずじゃなかったのに…何も変わらないじゃん…
自分の現状を受け入れられない、不満があるという方は少なくないかと思います。
- こんな結果になるはずじゃなかったのに
- 〜しようと思ってたのに
- 変わりたいと思ってるけど、何も変わらない
いまの自分に対してこんな風に思っている方、必見の内容となってます。
メンタルコーチとしても活動している私がアドラー心理学をベースに意思決定についてお伝えします。
この記事を読むことで今の自分を本当の意味で理解する大切さを知るキッカケになります。
- いまの結果や環境を選んでいるのは全て自分
- あなたは日々変わらないという決断をしている
- まずは自分で意思決定していると自覚しよう
アドラー心理学では、今の”結果”や”環境”は全て自分で意思決定している
まず結論から言いますと…
今の”結果”や”環境”を選んでいるのはあなた自身です。
予想外のことが起きたり、上手くいかなかったこともあると思います。
それも全てひっくるめた上でそれを選んでいるのは自分自身なのです。
現状をうまく受け入れられなかったり、不満があるとなかなかこたえる部分もあると思いますが…
その理由をわかりやすく説明していきます。
ある結果・環境を作り出すのは必然
あなたが今の結果や環境を作り出すのは必然とも言えます。
コーチングの世界では「ニューロロジカルレベル」というものがあります。
これは階層別になっており、全ての階層がお互いに作用し合います。
最下層である「セルフイメージ」はその本人の根源的な部分です。
※私のコーチングでは「思い込み」という言い方でも表現します。
あなたはどう思いますか?
この問いに正解はありませんが
恐らくこの人は「人の言うことを聞かない」という行動に出るでしょう。
つまり、あなたの今の結果や環境もそれに応じたセルフイメージ(思い込み)を持っているからそのようになったと言えます。
アドラー心理学では、日々変わらないという意思決定を自分でしている
今の自分を受け入れられない、不満がある
だからこそ変わりたいと強く思う、願うと思います。
しかしその想いとは裏腹にあなたは「変わらない」という選択をしています。
それは一体、どうしてなのでしょうか?
“変化”することで先が分からない恐怖から無意識に元に戻ろうとする
ホメオスタシスという言葉を聞いたことがありますか?
- ホメオスタシス(恒常性維持機能)
環境に対して身体の状態を一定に保とうとする生体機能のこと
例えば、暑いと皆さん汗をかきますよね?
あれは体温を一定に保つために汗をかくことで身体の温度を下げる役割があります。
これはメンタルにも同じことが言えます。
何か新しいことに挑戦しようとしたり、今とは違う状態を選ぶとき。
人は”この先、どうなるか分からない”不安に駆られます。
その不安によって無意識に変化を起こす前の“元の状態”に戻ろうとします。
つまり、安定した一定の状態を保とうとホメオスタシスが働くのです。
“新しい変化”と”先の分からない不安”を天秤にかけた時に不安を選んでいる
不安を感じると、安定した一定の状態を保とうとするという話がありましたね。
その時に…
- “新しい変化”
- 先の分からない不安
この2択に迫られた時にあなたは自分で②を選んでいます。
なので「変わりたい」と思いつつも変われない現状があるのです。
この選択の裏には…
- 先が見えないと失敗する
- 明確になっていないと成功できない
- 分からないまま行動してはいけない
というセルフイメージ(思い込み)が行動のブレーキとなっている可能性があります。
意思決定をするときのブレーキを解放することでなりたい自分になる
先ほどのお伝えしてきた…
- ニューロロジカルレベル
- 先の分からない不安による行動のブレーキ
にのっとって考えると、その結果や環境に相応しいセルフイメージを持つことで目標を達成できることになりますよね?
つまり現在の自分のセルフイメージ (思い込み)を解放し、相応しい内面を手に入れることで求める結果に繋がります。
だからこそ
自分に素直でいることで、本当の意味で自分にとってどの選択が良いのかを判断し向き合うことが大切です。
まとめ
今の自分が求める結果に繋がらない理由がわかったと思います。
一番大切なのは、自分で選んだのが今の結果とまずは受け入れることです。
そこから全てが始まります。
だからこそ
素直になり、自分に正直でいることが大切ですね。
- いまの結果や環境を選んでいるのは全て自分
- あなたは日々変わらないという決断をしている
- まずは自分で意思決定していると自覚しよう
最後までありがとうございました。