【やめることは逃げでもなんでもない】何かを選ぶということは何かを捨てるということ
本当に嫌なことに直面しているのにやめられない…やめるのは「逃げる」ってことだよね…
こんな悩みを解決に導きます。
- 「やめること」とはどういうことか
- 「続ける」とはどういうことか
あなたの一歩を後押しする、背中押し屋です(@senaka_push)
ここ最近、
「部活がキツすぎてやめたい…」
「仕事がブラックすぎてやめたい…」
このような声を多く耳にします。
今回は、「やめること」と「続けること」についてまとめた記事となっています。
実は私自身、これまで割といろんなことをやめてきました。
- 小学生
ボーイスカウトを3ヶ月でやめる - 中学生
ハンドボール部を半年でやめる - 社会人
新卒で入社した会社を1年でやめる
もっとありますが、ざっくり書くとこんな感じです。
メンタルコーチとしての視点と実際にいろんなことをやめてきた経験という2点で私の思っていることをまとめました。
この記事を読むことで、今より生きやすくなるキッカケを掴めるかと思います。
何かをやめたい・今の自分に疑問を感じているという方は必見の内容となっています。
何かを捨てるとは何かを選ぶこと
まず最初に伝えたいことは、
「何かを捨てるとは何かを選ぶこと」
ということです。
現代において見えない何かに抑圧され潰れてしまう人が多すぎる。
そんなあなたに伝えたい言葉です。
わかりやすく説明していきます。
人はエネルギーの総量が決まっている
人はエネルギーの総量が決まっています。
- 同時にいろんなことができる人
- 同時に何かをするのが苦手な人
一般的に「要領の良い人とそうでない人」と置き換えることができます。
これはエネルギーの総量が多いかそうでないかということなんです。
私らはみんな「意志力(ウィルパワー)」というものを日々消費して生きています。
これはどういうことかと言うと、
あぁ〜今日のデートはどんな服を着ていこうか迷う〜!
こんな些細なことから、
助かるためには手術が必要…でも失敗の危険も…
このような人生を分ける決断までありとあらゆる意思決定をするたびに消費していくエネルギーなのです。
人生とは選択の連続によって成り立っているので、この意志力(ウィルパワー)が多い人ほど同時にいろんなことを決断し実行できるし、そうでない人は同時に決断し実行しにくいということです。
ではエネルギーの総量が少ない人はポンコツってこと?
いいえ、そうではありません。
ここで本当に大切なのは、「限られたエネルギーをどこに注ぐか」ということなのです。
無駄を削ぎ落とした先に鋭利な刃が完成する
日本古来より伝わる鋭利で美しい日本刀をあなたは知っていますか?
日本刀とは、極限まで磨き研ぎ続けることであの切れ味を再現しています。
しかし、一方で西洋の剣のような丈夫さはありません。
つまり、「丈夫さを捨てて切れ味を追求した」結果が日本刀なのです。
- サッカー部をやめる→他の部活に入る選択が広がる
- 仕事をやめる→他の業界や新しい働き方をする選択が広がる
ということなのです。
だからこそ、
現状を捨てることとはまだ見ぬ未来の可能性を選ぶということになります。
何かを選ぶとは何かを捨てること
先ほど、「人生とは選択の連続である」とお伝えしました。
突然ですが、あなたは学生時代に部活動に所属していましたか?
所属していてもいなくても、そのあなたのどこかに所属するという選択は言ってしまえば他の選択をしなかった(捨てた)ということになります。
さらに具体的にわかりやすく説明していきます。
ポケモンのイーブイは可能性の塊
あなたはポケモンのイーブイというモンスターを知ってますか?
茶色いモフモフしたうさぎっぽい可愛いやつなんですけど、他のポケモンが持ってない特徴が1つあるんです。
それは進化先の種類がめちゃくちゃ豊富という点。
一般的なポケモンは進化する時、決まったモンスターに進化します。
ですが、イーブイは特定の条件を満たすことで最大8種類にも進化するんです。
このことから私はポケモンのイーブイを「可能性の塊」と例えています。
ここで伝えたいのは、
イーブイってこんなにすごいんだぜ!?みんなポケモンでイーブイ使おう!
ということではありません。
ここで本当に大切なのは、
「イーブイ(可能性)のままでは新たな強さは手に入らない」
ということです。
可能性は狭めなければ一生可能性のまま
可能性という言葉を辞書で調べてみると…
“可能性”とは:物事の実現する見込みのこと
という意味です。
要するに可能性の塊である「イーブイのままでいる」ということは
さらに強くなるための権利(進化)を捨てるということであり、
「進化を選ぶ」ということは、可能性を狭める(他の可能性を捨てる)ということなのです。
そしていくら可能性を持っていたとしてもそれはあくまで「実現する見込み」でしかありません。
「実現するかどうか」は誰にも分からないのです。
つまり、可能性(実現する見込み)を狭めていかない限り実現はしないということです。
だからこそ、「何かを選ぶとは何かを捨てること」なのです。
まとめ
いろんなことをやめてきた過去を持ち、メンタルコーチという今を選択した私が思うこと。
それは何かを諦めたり、やめることが逃げることではないように
目の前のことをひたすらに続けることが必ずしも正しいわけではない。
ということです。
何かをやめることは新しい何かを獲得するチャンスであり、目の前の何かを続けることは他の可能性を選ばないということ。
ここで本当に大切なのはどちらがどうということではなく、こういった考え方を身につけることで自分に正直に生きやすくなる
だからこそ、今何かをやめたいと思っている人は思い切ってやめてみるという選択を新たな可能性を獲得するチャンスだと捉えたらどうでしょう?
同時に何かをひたすら続けることで見えてくるものもあると思います。
もっと自分に正直に生きやすくなるための1つの方法として捉えて頂ければ幸いです。