「メンタルが弱い」と思っている人の3つの特徴とは?【アンケートを元に分析・解説】

2021年12月15日

メンタルが弱いと思っている人の3つの特徴を解説

メンタルが弱いと思っている人にはどんな特徴があるんだろう?というか「メンタルが弱い」って言葉の意味が広すぎない?

そんな疑問に答えます。

💡この記事の内容💡

  • 「メンタルが弱い」と思っている人の3つの特徴を解説
  • 「メンタルが弱い」人の特徴を知ることで分かる人の2つの性質

あなたの周りには「メンタルが弱い人」がいますか?

真っ先に思い浮かんだ人はどんな人でしょうか?

というのも最近、日常生活でもよく使われる「メンタルが弱い人」の特徴やそれに付随するイメージが広がりすぎて使う人によって意味が全然違うことに気が付きました。

「メンタルが弱い人」ってよく使う表現ではありますが、明確に「どんな特徴か」まで追求することはほとんど無いですよね。

というわけで、アンケートを取ってみました!

スポーツメンタルコーチとして活動している私はこのサイトや各種SNSでも「「結果にふさわしいメンタルをデザインする」」をコンセプトに情報を日々発信しています。

今回、Twitterのフォロワーの方やそうでない方にもご協力頂き、「メンタルが弱い人の特徴」でより当てはまるものをアンケートで回答してもらいました。

そして、そのアンケート結果をもとに、「メンタルが弱い人の特徴」をメンタルコーチである私が分析していきます。

自分、メンタル弱いかも…

少しでもこんな風に思っているのなら、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

自分を変える新しい気付きの種を見つけられるかもしれません。

「メンタルが弱い」と思っている人の3つの特徴

「メンタルが弱い人」と言えば、どんな特徴を持っているかTwitterでアンケートを取りました。

この結果をメンタルコーチである私が分析し解説していきます。

投票が少ない順で並べると…

  1. 「決断力がない」4%(その他も4%)
  2. 「継続力がない」11%
  3. 「へこみやすい」81%

このような結果になりました。

今回は、「どんな思い込みを持っているか?」という側面で解説していきます。

「思い込み」という言葉に関しては、下記の記事でとてもわかりやすくまとめているので、合わせて読んでもらうとさらに理解しやすくなるのでぜひ読んでみて下さい。

それでは、投票が少ない順で詳しく解説していきます。

決断力がない

全体の4%が「メンタルが弱い人」は決断力がないと思うという結果でした。

あぁ…どうしよう…決められない…

このように決断力に欠ける人は「メンタルが弱い人」だと思われている可能性があります。

では、どうして「決断力がない」とメンタルが弱いと思われるのでしょうか?

決断力がない人というのは、無意識に「決断しないことにメリットを感じている」可能性があります。

考えられる思い込みとしては…

  • 自分で決めると悪い方向に転ぶ
  • 自分で決めたことは最後までやり切らなければならない
  • 自分で決めたら責任は全て自分で負わなければならない

このような思い込みを抱えている可能性があります。

自分で決めたことに対して、どんな形であれ責任を取らなければいけないと思っているので、無意識のうちに決断するのに時間がかかります。

別に自分が決めたことでも必ずしも自分が責任を取らなければならないということはないですよね。

こういった「決断からの逃げグセ」が「メンタルが弱い人」と思われてしまう要因かと推測します。

継続力がない

全体の11%が「メンタルが弱い人」は継続力がないと思うという結果でした。

あ〜なんか続かないな〜もういいや!

このように継続力に欠ける人は「メンタルが弱い人」だと思われている可能性があります。

では、どうして「継続力がない」とメンタルが弱いと思われるのでしょう?

継続力がない人というのは、良くも悪くも「続けても意味がない」と思っている可能性があります。

考えられる思い込みとしては…

  • これ以上やっても伸びない
  • 絶対に成功しない
  • 楽しいと思えることがない

このような思い込みを抱えている可能性があります。

これ以上やっても自分は成長はしない、楽しいと思えることがないと思っているので、諦めグセ、飽き性などに繋がります。

「これ以上やっても伸びない」と、どうして言い切れるのでしょうか?

こういった「自分に限界を作ってしまう」ことが「メンタルが弱い人」と思われてしまう要因かと推測します。

へこみやすい

全体の81%が「メンタルが弱い人」はへこみやすいと思うという結果でした。

あぁ、また失敗した…もうダメだ…

このようにへこみやすい人は「メンタルが弱い人」だと思われていると断言してもいいでしょう。

では、どうして「へこみやすい」とメンタルが弱いと思われるのでしょう?

へこみやすい人というのは、無意識に自分を責めれば解決すると思っている可能性があります。

考えられる思い込みとしては…

  • 自分さえできるようになれば全て解決する
  • 自分を責めれば人から責められない
  • 自責の念で考えることが大切

このような思い込みを抱えている可能性があります。

自責の念が強すぎるので、一人で抱え込むことになり潰れてしまいやすいです。

どうして、あなただけが悪いと言い切れるのでしょうか?

もちろん自分に矢印を向けて考えることはとても大切です。

しかし、その考え方が偏りすぎると自分の身を滅ぼします。

自責の念と、事実に基づいた判断のバランスが大切なのです。

こういった一人で抱え込んで外に吐き出せないことが「メンタルが弱い人」と思われてしまう要因かと推測します。

「メンタルが弱い人」の特徴を知ることで分かる人の2つの性質

Twitterのアンケート結果をもとに「メンタルが弱い人」の特徴を解説してきました。

マイナスな思い込みがマイナスな結果を呼ぶのはもちろんだけど、「自責の念」とかプラスな思い込みを偏るとマイナスな結果を引き寄せるんだね!

このアンケート結果の解説から、人の2つの性質を読み取ることができます。

その2つの性質に気付くことで、メンタルが弱いと思い込んでいる自分の思考に意識的に変化を促すことができるのです。

その2つの性質をわかりやすく解説していきます。

人はネガティブに引っ張られやすい

人はどうしても「ネガティブな感情」に引っ張られやすいです。

これはある程度、仕方のないことなんです。

しかし、多くの人が「ネガティブ=悪」という思い込みを持っています。

実はネガティブとポジティブは表裏一体なのです。

  • ネガティブな感情は悪いもの(×)
  • ネガティブに隠れたポジティブに気付いていないだけ(○)

こういうことなのです。

実は、ネガティブを一瞬でポジティブに変える「リフレーミング」というテクニックがあります。

リフレーミングについては、詳しく下記の記事にまとめているのでぜひ合わせて読んでみて下さい。

人の性格は環境によって左右される

人の性格を形成する要因として…

  • 遺伝
  • 両親との接し方
  • 環境

このように構成されています。

つまり、あなたの性格の3分の1が後天的に培われたものなのです。

そう考えると、もしかするとネガティブな思い込みは今の環境によって作られたものかもしれません。

環境を変えることで、人は新たな学びや刺激を得て成長していきます。

もし、心当たりがあるのなら、いっそのこと環境を変えると新たな自分と出会うキッカケになるかもしれません。

性格に影響を与える環境の重要性に関して下記の記事でとっても分かりやすくまとめているので、合わせて読むことをおすすめします。

まとめ

先ほども解説してきましたが、人は誰しも「思い込み」を持って生きています。

それが時にプラスに働いたり、マイナスに働いたりするだけで、思い込みそのものに良いも悪いも無いのです。

つまり、目の前の出来事を「どう捉えるか」がメンタルが弱い自分と向き合うコツと言えます。

今後もTwitterでアンケートなどを取り、その結果を分析・解説したものをブログに更新していきたいと思いますので、何か要望などがあればTwitterもしくは当ブログのお問い合わせフォームからご連絡ください!

また、「メンタルが弱い」という感情について下記の記事で順序立てて解説しているので、合わせて読むのがベストです。