「センスがない」と諦めてしまう3つの理由【自分を守る防衛本能を解放しよう】
自分にはセンスがないからやってみても上手くいかない…もういいや…
こんな悩みを解決に導いていきます。
「センスがない」
自分に対してこういった思いを持っている人は結構多いのではと思います。
私自身も、いじめを受けた経験から過去は「何をやっても自分は上手くいかない」と思い込んで本当は頑張りたいのに諦めてばかりでした。
こういった過去を持つ私でも今ではメンタルコーチとして人をサポートさせて頂くまでになりました。
そこで今回はそんな私だからこそ分かった「センスがない」と諦めてしまう理由を解説していきます。
新しいことに挑戦するのって本当に怖いですよね。
不安だし、自信ないし、失敗するかもしれない。
でもね、
「自分の気持ちに嘘をつくのは、もっと怖い」
そうやって思えたら、どんな風に変わっていけるだろう?
— 石井タイキ@背中押し屋 (@senaka_push) April 22, 2019
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこのサイトや各種SNSでも
「「結果にふさわしいメンタルをデザインする」」をコンセプトに情報を日々発信しています。
センスがない自分をなんとかしたい…
こんな風に感じていたらぜひ最後までじっくりご覧いただけますと幸いですm(_ _)m
「センスがない」のではなく「センスがないと思っている」
最初に結論を伝えると…
- センスがない人(×)
- センスがないと思っている人(○)
ということなので、「センスがない人」はいません。
では、「センスがないと思っている人」はどうしてセンスがないと思ってしまうのでしょうか?
ここから分かりやすく解説していきます。
できない自分を納得させるための言葉
1つ目の理由として…
「センスがない」と自分に言い聞かせることで、できない自分を納得させようとしているからです。
こういった人ほど…
本当は自分はもっとできるんじゃないか…?
心の中では自分を信じたいと思っています。
しかし、「できない自分という現実」が目の前に立ちふさがり、できない自分を納得させるために「自分にはセンスがない」と言い聞かせるわけです。
「センスがない」と自分に言い聞かせることで…
そうそう!俺はセンスがないから!仕方ない!
このように自分を無理やり納得させようとします。
失敗したときの自分を守るために保険をかける
2つ目の理由として…
「センスがない」と自分に言い聞かせることで、失敗したときの自分を守るための保険をかけています。
こういった人ほど…
本当はしっかり結果を出したい…!
心の中ではこのように思っています。
しかし、「失敗したときの恐怖」という感情が勝ってしまい、失敗したとき自分が傷付かないように「自分にはセンスがない」と言い聞かせるわけです。
「センスがない」と自分に言い聞かせることで…
やっぱり失敗しちゃったか〜!センスないんだよね〜!
このように自分の気持ちに嘘をついて傷付かないように身を守ろうとします。
諦める口実を作るための言葉
3つ目の理由として…
「センスがない」と自分に言い聞かせることで、諦めるための口実を作ろうとします。
こういった人ほど…
本当はまだ自分の可能性に挑戦したい…!
心の中ではこのように思っています。
しかし、「自分の限界はここだ」と自分でブレーキを踏んでしまい、都合の良い諦める口実として「自分にはセンスがない」と言い聞かせるわけです。
「センスがない」と自分に言い聞かせることで…
俺、センスないからさ!この辺が潮時だよ…
このように本当の自分の気持ちを押し殺して自分を偽ります。
「センスがない」から「センスを磨く」にシフトしよう
今説明してきた3つの理由にはある共通点があります。
それは「自分を守るための主観的な言い訳」という点です。
自分の中にいる「自分自身を評価するジブン」から心を守るために防衛本能として出やすい言葉なのです。
つまり、大切なのは「現在地にいる自分をまず認めること」です。
だからこそ…
- センスがないと思う(×)
- センスがまだ磨かれていないだけ(○)
このように思うことで、できていない自分を認めた上で、自分の気持ちに素直になることができます。
「センス」というのは主観的なもの
「センス」って一体なんだと思いますか?
調べてみると…
「センス:物事の微妙な感じをさとる心の動き。微妙な感覚。」
というわけなんですが、これってめちゃくちゃ主観的な感覚じゃないですか?
ということは、どういうことかと言うと…
- センスがあると思えばある
- センスがないと思えばない
とも言えますよね、なぜなら主観的なものだからです。
つまり、センスがあるかないかを決めているのは自分自身ということです。
誰もが上達するためにセンスを磨き続けている
「センスがない」って決めつけていたのは他でもない自分だったんだ…
ということを知ってもらいました。
だからこそ、結果を出している人たち、俗にいう「センスがある」と言われる人たちほど誰よりもセンスを磨き続けています。
センスがない人がいないように、センスがある人も存在しないのです。
存在しているのはただ…
- センスを磨き続けている人
- センスを磨くことをやめてしまう人
この2種類の人だけです。
ではセンスを磨き続けていれば必ず成功するのかと言えばそうではありません。
磨いてるセンスが光り輝くのは明日かもしれないし10年後かもしれない。
それでも、「センスがある」と言われる人たちは磨き続けた結果、「今」があります。
あなたは自分のセンスをどうしますか?
好きなら「センスがない」で諦めるのはやめた方がいいかもしれない
もし今取り組んでいることが本当に好きなことなら、「センスがない」というのが理由で諦めるのはやめた方がいいかもしれません。
なぜなら「センスがない」と自分に言い聞かせているうちは絶対に心から納得できていない状態だからです。
自分に素直になって、納得した上で違う道を進むという決断をしたのなら、それは素晴らしいことだと思います。
だからこそ…
- 自分の現在地を知る
- 自分の気持ちに素直になる
この2つをぜひ大切にして欲しいと思います。
この記事を読んだことで「自分の本当の気持ちと向き合うキッカケ」になれば幸いです。