【考え方が最重要!】自分の嫌な癖の直し方

直したい癖があるけど中々直らない…どうすれば直すことができるんだろう?
こんな悩みを解決に導いていきます。
「嫌な癖を直し方」
あなたも一度は考えたことがありますよね?
実は私自身、大学までスポーツにずっと取り組んできた中で何回も感じたことのある問題でした。
「この癖を直すにはどういう練習をすればいいんだろう…?」
「あいつのこういう癖を直すにはどんな取り組み方が必要なのかな…?」
こんな悩みを持っていた私だからこそ、メンタルコーチとなってから気付いたことがあったんです。
なので今回は、「嫌な癖を直すために重要な考え方」を解説していきます。
自分のことは知っているようで意外と知らないこともある。
自分のことを知るだけで見え方も変わるし目標も変わってくる。
そのためには、
「知らなかったことを素直に受け止める」
ことが大切。
— 石井タイキ@背中押し屋 (@senaka_push) June 3, 2019
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこのサイトや各種SNSでも
「「結果にふさわしいメンタルをデザインする」」をコンセプトに情報を日々発信しています。

嫌な癖を直して今よりもっとレベルアップしたい…!
少しでもこのように思っていたら、ぜひ最後までお付き合い下さいm(__)m
癖を直すには“生活”を見直すこと
最初に結論を伝えると…
- 癖を直すために、癖を直す努力をする(×)
- 癖を直すために、日々の生活を見直す(○)
本当に自分の癖を直したかったら、まずは「日々の生活に目を向けること」が重要です。
こう伝えると…

イヤイヤ…スポーツの中での癖に悩んでるのに関係ないでしょ?
という反論を頂くこともあるのですが、関係大アリです。
どうして関係大アリなのか、具体的にわかりやすく解説していきます。
「癖を直す努力」に割ける時間を計算してみる
例えば、あなたがサッカー選手だとしましょう。

ドリブルするとき、どうしても足元を見てしまう…この癖を直したい!
こんな悩みを持っているとします。
ここで一つ質問。
「あなたがサッカーの練習に割ける時間は一体どれくらいですか?」
私が大学時代に所属していたチームではこれくらい練習していました。
自分で言うのもなんですが、けっこう練習していたと思います。
上記の条件で…
お盆の時期や、年末年始は練習が休みと考えても1年で練習時間に費やせるのは「800時間」くらいだと思います。
では、どうして日々の生活に目を向けた方がいいのか?
ドリブルをするときに足元を見てしまうのは日頃、足元を見て歩いているからかもしれません。
あなたは1日、どれくらいの時間歩いていますか?
- 通勤、通学
- 営業の外回り、移動教室
- 食事、トイレに向かうとき
1日24時間のうち、少なくとも7時間くらいは多少なりとも歩く時間があるはずです。
では、その7時間の中で足元ではなく、前をしっかり見て歩くよう意識してみると…
どちらの方が癖を直せると思いますか?
練習時間は限られています。
食事の時間や寝る時間、体力的に厳しい部分も出てくるでしょう。
だからこそ、より質の高い練習にするためにも日常の生活を見直し、そこから癖を直す意識が重要です。
生活をしている環境を見直すことで行動に変化を促す
生活を見直すことで性格が変わり、性格が変わることで行動が変わります。
ある研究で…
中学生645名(男子310名,女子335名)を対象に「問題行動を起こす生徒の学級内での位置づけと学級の荒れの関連」
を研究した論文があります。
この論文での結論は…
- 問題行動を起こす生徒を受容する学級ほど、学級が荒れている
- そういった学級ほど、問題行動を起こす生徒の活動に対して支持的な雰囲気がある
つまり…
問題行動を起こす生徒を受容するクラス(環境)にいることで、問題行動を起こす生徒を知らぬ間に支持する(行動)ことに繋がるということ。
であれば、自分が日々どんな環境で生活しているのかという部分を見直すことであなた自身の行動に変化をもたらすことができます。
- 行動が促進されるような環境で生活をする
→行動できるようになる - 行動が制限されるような環境で生活をする
→行動がしづらくなる
今、あなたが身を置いている環境も今一度考えてみるとさらに成長するための気付きが得られます。
本質を捉えることで人は変われる

癖を直したい、強く想うからこそ「日々の生活」に目を向けることが大切なんだね!
どうしても癖を直したいと強く思うあまり、目先のことに集中しすぎて視野が狭くなってしまいがちです。
日々の生活に目を向けられないと癖は中々直らないし、時間がかかります。
だからこそ、毎日の時間を振り返って欲しいです。
この記事を読んだことで
「練習をしてないときや仕事から離れている時間に目を向ける重要性」
に気付くキッカケになれば幸いです。