「誰にも嫌われたくない」という感情が引き寄せる3つのマイナス
「誰にも嫌われたくない」と思ってしまう…こう思ってしまうことが良くないのはなんとなくわかるけど、どうすればいいのかわからない…
こんな悩みを解決に導いていきます。
「誰にも嫌われたくない」
そんな風に思ったことがありますか?
確かに誰かに嫌われるのって決していい気持ちはしないし、できることなら嫌われない方がいいですよね。
しかし、その感情がいき過ぎてしまうと自分のパフォーマンスにブレーキをかけてしまうんです。
現在、私がメンタルコーチとしてサポートさせて頂いているあるサッカー選手もこの悩みを抱えていました。
その結果、やはりプレーや感情にブレーキがかかっていたんです。
そういった選手を見てきた私だからこそ気付き、感じたことがあります。
そこで今回は「“誰にも嫌われたくない”という感情が引き寄せる3つのマイナス」について解説していきます。
自分がどうして
「嬉しい」/「楽しい」と思ったか
「悲しい」/「悔しい」と思ったかその一瞬の感情と向き合うと、気付けていないような自分に出会える。
自分はどんなものを好むのか?
どんなものを避けようとするのか。自分を知るからこそ、成長できる。
— 石井タイキ@背中押し屋 (@senaka_push) June 4, 2019
スポーツメンタルコーチとして活動している私はこのサイトや各種SNSでも
「「結果にふさわしいメンタルをデザインする」」をコンセプトに情報を日々発信しています。
誰からも嫌われたくない自分を変えたい…!
少しでもこのように思っていたら、ぜひ最後までお付き合い下さいm(__)m
「誰にも嫌われたくない」と思うことで引き寄せる3つのマイナス
結論からお伝えすると、「誰からも嫌われたくない」と思うことで引き寄せてしまうマイナスは下記の3つです。
- 言いたいことが言えなくなる
- 必要以上に人の顔色を伺ってしまう
- 誰にも好かれなくなる
他人の軸で生きてしまっている人ほど、この3つに縛られてしまっている人が多いです。
引き寄せてしまう3つのマイナスを理解することで、自分の軸で生きるためのキッカケを掴むことができます。
それでは、詳しく解説していきます。
言いたいことが言えなくなる
「誰にも嫌われたくない」と思い続けることで、言いたいことが言えなくなっていきます。
- 反対意見を述べたら、嫌われるかもしれない…
- 修正して欲しいって言いたいけど、言ったら嫌われるかも…
このように自分の意思を伝えたいのにも関わらず、「誰にも嫌われたくない」と思うことで言動にブレーキがかかります。
この状況が続いていくと…
- 言いたいことが言えず、ストレスが溜まる
- 「嫌われたくない」からストレスを発散できずさらに我慢する
- 自分の感情とのギャップがより大きくなり潰れる
最悪のケースだとこんな末路を迎えることになりかねません。
必要以上に人の顔色を伺ってしまう
「誰にも嫌われたくない」と思い続けることで、必要以上に人の顔色を伺ってしまいます。
- これやっとかないと嫌われてしまうかもしれない…
- あれができなかったからもう嫌われたかもしれない…
- まだ嫌われてないかな…?大丈夫かな…
「誰にも嫌われたくない」という感情が行動に対して思いっきり出るので、とにかく人の顔色を伺いまくってしまいます。
この状況が続いていくと…
- 人の顔色ばかりを気にして生きる
- 人の評価や価値観でしか自分を肯定できなくなる
- 人が認めてくれるまで一生自分を肯定できない
人の評価や価値観といった、自分がコントロールできない領域で生きることになるので、幸福度が極端に高まりにくくなります。
誰にも好かれなくなる
「誰にも嫌われたくない」と思い続けることで、誰にも好かれなくなります。
- 誰にも嫌われないように生きること
- 誰かに好かれるように生きること
この2つは似ているようで、全く違う生き方です。
確かに、嫌われないように生きれば「嫌われずにはいられる」かもしれません。
しかし、嫌われないということは「そこまで深い関係にならない」ということでもあります。
つまり、誰にも嫌われないということは、誰かに好かれるような信頼できる関係にもならないということです。
あなたは、「誰にも嫌われない人生」と「誰かに好かれる人生」どちらを選択しますか?
「嫌われたくない」という感情は潜在意識とつながっている
実は「嫌われたくない」という感情は、あなたの潜在意識とつながっているんです。
「嫌われたくない」という感情と紐づく、潜在意識の特徴を2つご紹介していきます。
この2つの特徴を知っておくことで…
- 潜在意識に引っ張られそうになったときの対策を打てる
- 自分と向き合うための一つのキッカケになる
それではわかりやすく解説していきます。
人は「得をする」より「損をしたくない」と思う生き物
実は、人は「得をする」よりも「損をしたくない」と思う生き物なんです。
- 「誰にも嫌われたくない」→嫌われるリスクがない
- 「誰かに好かれたい」→誰かに嫌われるリスクがある
このように無意識のうちに考えてしまいがちです。
だからこそ、他人の軸で生きている人ほど「誰かに嫌われたくない」と思ってしまうのです。
人が「得をする」より「損をしたくない」と考えてしまう理由を実際にワークを通して知ることができる記事がありますので、そちらも合わせて読むのがオススメです。
人はポジティブよりネガティブを認識しやすい
人は、ポジティブよりもネガティブを認識しやすい傾向にあります。
これは「極端な考え方(0か100か、白か黒か)」を持っていれば持っているほど起こりやすいです。
つまり…
- 人に好かれている事実
- 人に嫌われている事実
この二つが並んだとき、人は②を強く認識してしまうのです。
だからこそ、極端な考え方を一度置いておいて、客観的にフラットな目線で物事を判断する力が重要です。
客観的にフラットな目線で物事を判断するコツをわかりやすく解説している記事がありますので、合わせて読むことで今日から変わるキッカケを掴めます。
「嫌われたくない」と思っている自分を掘り下げていくことが重要
もし、あなたが本当に…
嫌われたくないと思い続ける自分を変えたい…!
このように思うなら、自分自身を掘り下げていって向き合うことが重要です。
「誰にも嫌われたくない」という思い込み(セルフイメージ)も、過去の自分には必要だったからこそ生まれたものです。
しかし、過去の自分を救うために生まれた思い込みが今の自分を苦しめているケースはかなり多いです。
この記事を読んだことで、「自分の思い込みを知る重要性」に気付くキッカケになれば幸いです。